映像入力はUSB Type-CかMini HDMI
続いては、JN-MD-IPS7842のインターフェースを見てみよう。映像入力はUSB Type-CとMini HDMIの2系統で、本体の短辺に搭載。USB Type-Cなら映像表示と給電がケーブル1本で行えるが、Mini HDMIは別途USB Type-Cによる電源供給が必要だ。
なお、付属スタンドはインターフェースをふさがない構造のため、縦置き時でも底部からケーブルをはわせられる。上からぴょんと出ても機能性に変化はないが、見栄えがよろしくないのでありがたい仕様だ。
特筆すべきは、USB Type-Cケーブルで映像表示と給電をまかなえる「ハイブリッドシグナル」と呼ばれる機能だ。USB Type-Cに対応するデバイスであれば、ケーブルを挿すだけで双方の機能が使えるようになるというもの。外出先で長時間の作業を行う際に役立ちそうだ。
新旧モデルを見比べてみた
ご存じの方もいるかもしれないが、JN-MD-IPS7842は「JN-MD-IPS784」(2023年11月発売)の後継モデルである。2年の間でどれぐらい進化したのか気になったので、新旧モデルを比較してみた。
デザインはまったく同じだが、液晶パネルが異なる。左右のモデルを見比べると、新モデル(右)は輝度が高く(450cd/m2)、色再現性も高め(sRGB:95%)。対して、旧モデル(左)は輝度が低く(250cd/m2)、色味が微妙だ(sRGB:65%)。
細かな違いだが、USB Type-Cケーブルのコネクターも異なる。よく見ると、新モデルのコネクターは丸みがあり、旧モデルは角張っている。だからなんだというわけでもないのだが……。
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