内蔵ストレージよりも高速!? 外付けで実測7GB/sを発揮するThunderbolt 5搭載MacはSSD容量に悩む必要なし
2025年07月15日 11時00分更新
据え置きで使うのに良さげなPDポートを装備
もうひとつのは、Mac miniなどにマッチするシルバーカラーのTREBLEET製(型番なし)Thunderbolt 5対応エンクロージャー(以下 TREBLEET製TB5エンクロ)だ。デザインはシンプルというか、ややチープに感じたが、PD(Type-C)ポートを備えているのが特徴だ。
ケースサイズは、実測で幅65.6mm、奥行き約104mm、厚さ約18.6mm。重量は実測149gになる。Thunderbolt 5コントローラーは、同じくIntel JHL 9480で、Thunderbolt 3/4やUSB4との下位互換も問題ない。
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ファンを搭載している点も、TREBLEET製TB5エンクロのポイントだが、ケース内への吸気ではなく、ケース内部の温まった空気を強制排気するように組み込まれている。これにより、SSD取り付けの側面にあるスリットから、新鮮な外気を吸気→熱で温まった空気は逆側面から強制排気といったケース内エアフローができあがる。
TREBLEET製TB5エンクロは、ケース底面と基板部の間に5.5mmほどの隙間があるので、SSD裏面に1.5~3mm程度の薄型M.2ヒートシンクを取り付けできそうだった。なにも手を加えずに使えるのがベストだが、ひと工夫で冷却効果アップを狙えそうではある。
主なメーカーのSSDでパフォーマンスを確認
ACASISとTREBLEETのThunderbolt 5対応エンクロージャーに、主なSSDを取り付けて、そのパフォーマンスをチェックしてみた。テストには、M4 Proを搭載するMac mini(macOS Sequoia)を使用し、Mac定番ストレージベンチマークの「AmorphousDiskMark」と「Blackmagic Disk Speed Test」を実行した。
パフォーマンスチェックに用いたSSDは、CTOでプラス18万円となる4TBを中心に、現在最大容量となる8TBモデルを用意した。
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