なんとプライムデーで5.5万円! GMKtecの手のひらサイズPC「Nucbox K6」は想定以上の性能で良いぞ
2025年07月12日 16時00分更新
ほぼプラスチックの筐体はいまひとつ
「Nucbox K6」を箱から出すと、まずその軽さに驚いた。それもそのはずで、筐体左右にある通気孔こそ金属素材だが、それ以外はプラスチックでできていたからだ。コストダウンのためだろうが、全体の質感に加え、フロントUSBポートへの抜き差し時に細かな傷がつきそうなのが残念なところ。
サイズは、ちょっとしたスペースに置ける128×127×48mmで、重量は実測498gと軽く、ACアダプターと合わせても1kg弱となっている。
ミニPCを持ち歩くことはないので、軽量の意味ある? と思うだろうが、モバイルモニターと組み合わせてホテルで使う出張用PCや、車中キャンプPCなんて使い方もアリなのだ。筆者は東京ゲームショウなどの取材時に、普段使っているMac miniとモバイルモニターをホテルに持ち込んで、撮影した写真の現像と原稿を書くのにミニPCを使うことがある。
リーズナブルなモバイルモニターが増えたこともあり、ミニPCは考え次第で使い道が増えている。
基板両面にパーツがギッシリ詰まっている
続いてPC内部をチェックしていこう。メモリースロットとM.2拡張スロットには、GMKtecロゴの入った上面側のパネルを外すことでアクセスできる。
上面パネルは、樹脂フックで固定されている。パネルの角の凹に指をかけ、上面に手のひらをあて、テコの原理でパネルを持ち上げる感じだ。1ヵ所が外れれば他の面は簡単に外れる。
上面パネルを外すと、中央にファンを備えたカバーが現れる。四隅のネジを外そう。ファンの電源ケーブルは基板に固定されている。ネジに加え、カバーはフックで固定されているので、オープナーがあるとラクだ。フックを外したら、カバーをそっと持ち上げ、基板から電源コネクターを取り外そう。
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