なんとプライムデーで5.5万円! GMKtecの手のひらサイズPC「Nucbox K6」は想定以上の性能で良いぞ
2025年07月12日 16時00分更新
あるといろいろ便利なUSB4ポートも装備
使い勝手に影響するのがインターフェース類だ。USBポートは、Type-Aポートがリア×2ポート(USB 2.0×1、USB 3.2 Gen2×1)、フロント×2ポート(USB 3.2 Gen2×2)、USB4 Type-C×1ポート(USB DP Alt)を装備する。計5ポートと多くはないが、ミニPCの用途としては困ることは少ないだろう。
USB4対応デバイスは多くはないが、Nextorage「NX-P4SE2TB」など、持ち歩きやすいポータブルSSDもUSB4対応モデルが近日登場予定だ。スマホで撮影した動画をPCに高速転送するなどによさそうだ
良い点だけでなく、残念な点もある。それがメインメモリー16GBモデルのメモリー構成だ。仕様に記載されているのだが、16GBモデルはPCの性能を引き上げる8GB×2のデュアルチャンネル動作ではなく、16GB×1のシングル構成になっている。
あとから16GBを1枚追加すれば良いのでは? と思うかもしれないが、異なるメーカーのDDR5メモリーを混在させることは、相性問題からあまりおすすめできない。
標準搭載されているDDR5メモリーがCrucialブランドなら、1枚単位で販売しているので増設するのもありだが、購入した「Nucbox K6」に搭載されていたメモリーは、Crucialブランドではなかった。デュアルチャンネル動作にするなら、2枚単位での買い換えが必要になると思っていたほうがいい。
「Nucbox K6」を隅々までチェック
「Nucbox K6」の魅力やスペックなどを理解したあとは、その外観や内部の構造など、各部を見て評価していこう。
中国製PCで不安になるのが、日本国内で使用できる基準適合をクリアしているのか? だ。このあたりは、国内販売代理店(リンクスインターナショナル)がある時点で心配無用ではあるのだが、ACアダプターには電気用品安全法を満たして
いる「PSEマーク」がしっかり入っていた。同じく無線LAN搭載機器を国内で使用する際に必須となる「技適マーク」も本体底面部に確認できた。中華ブランドへの不安はこれで2つ解消されたわけだ。
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