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聴いてわかる! 旬の音で体感した最新サウンドの実力

夏のヘッドフォン祭mini2025の注目機種、真夏の東京に50社が集まる

2025年07月09日 17時00分更新

スロベニア発の「Erzetich」の平面駆動型に驚く

 Timelordが初お披露目したのが、スロベニアのErzetich(エルゼティック)のヘッドホンである。入門機の「Mania」と「Thalia」はオーソドックスなダイナミック型で、上級機の「Charybdis」と「Phobos」は平面駆動型を採用している。デザインもユニークで8角形になっている。

 4機種を聴いてみた。アンプとの相性もあるだろうが、ドイツのヘッドホンアンプで鳴らした「Thalia」の音が爽やかで粒立ちがよく好印象だった。素晴らしかったのは「Charybdis」で、高解像度で大音量再生が出来るため中低音の量感を出しながら、平面振動板の良さを堪能できた。予価は69万3000円とかなり高額になるがヨーロッパで人気のブランドというのにも納得の製品だった。

「Thalia」は予価25万8500円のダイナミック型、重さ280gと最も軽量だ。

「Charybdis」は740gとかなりの重量級だが、それに見合った音を聴かせてくれた。

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