インストールと初期設定
Gemini CLIを使い始めるのは驚くほど簡単だ。事前準備から実際の起動まで、数分で完了する。
事前準備:Node.jsのインストール
まず、Node.js(バージョン18以降)が必要だ。
Macなら「ターミナル」、Windowsなら「PowerShell」を開き、以下のコマンドを打ち込んでEnterで実行する。
コマンド:node --version
18以降の数字(例:18.2.0、20.15.0など)が表示されればOK。何も表示されない、または古いバージョンの場合は「Node.js公式サイト」からダウンロードしてインストールしよう。
Gemini CLIのインストール
同じ画面で、以下のコマンドを打ち込んでEnterで実行する:
コマンド:npm install -g @google/gemini-cli
インストールが完了したら、以下のコマンドを打ち込んでEnterで実行:
コマンド:gemini
認証設定
「gemini」コマンドを実行すると、ブラウザが自動で開きGoogleアカウントでの認証を求められる。
個人のGoogleアカウントでログインすれば、無料で毎分60回、1日1000回まで利用できる。認証が完了すると、ターミナルにGemini CLIの画面が表示される。
これでGemini CLIが使用可能だ。終了する場合は「/quit」と入力するか、Ctrl+C(Mac:Cmd+C)で抜けられる。
なお、/quitで終了すると、そのセッションでのやり取りの統計がまとめられた「サマリー」が表示される。どのモデルが何回使われたか、成功率や処理時間などが視覚的に確認できるため、セッションごとの振り返りに便利だ。
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