ごきげんよう、アスキーのモグモグウーマン、ナベコです。暑い夏はズズッとすすれる麺類が恋しくなりませんか? 今回食べてきたのは、あの「吉野家」のまぜそばです。
「牛玉スタミナまぜそば」が7月4日スタート
牛丼チェーン吉野家は「牛玉スタミナまぜそば」を7月4日11時から発売します。一杯767円(テイクアウト753円)。
すでにネットで話題になっていますが、本商品は吉野家初の“麺”。発表会で気になる味をひと足先に試してきました!
吉野家初となる麺メニュー「牛玉スタミナまぜそば」は、ストレートの中太麺にまぜそば専用の魚粉を使用した特製だれを絡め、牛丼の具材(牛肉と玉ねぎ)、青ねぎ、天かす、玉子をトッピングした一品。別添の「にんにくマシマシだれ」で、好みに応じてにんにくの風味を加えることができます。
麺はストレートの中太麺です。そもそも、吉野家の店舗には麺を茹でるための設備がありません。担当者に話を聞いたところ、「今ある設備の中でできることをやろう」という方針のもと、冷凍麺を使うことで商品化を実現したとのことです。
牛丼の具、いわゆる“牛丼のあたま”は、通常の牛丼(並盛)の約3分の2の量がのっており、まぜそばの具材としては食べごたえのあるボリューム感です。
また、天かすの存在もポイントです。本商品は事前にテスト販売が行われましたが、当初は天かすがトッピングされていませんでした。テスト時の反応をふまえて追加された天かすには、油分によってまぜそば全体のコクを増してくれる役割があります。この天かすの活用には、グループ会社である「はなまるうどん」で培った知見も生かされているとのことです。
そして最大の特徴は、別添の「にんにくマシマシだれ」。おろしと刻みの2種類のにんにくを使用しており、パンチのある香りが食欲を刺激します。ソースは赤みが強くてとんでもない辛さのようにも見えますが、実際には激辛ではなく、旨みのあるほどよい辛さ。辛さよりも“にんにくのパンチ”を引き立てることを意識して開発されたそうです。
気になる味は?
ナベコはにんにくも辛いのも大好きなので、最初からにんにくマシマシだれを全部加えて混ぜ混ぜしていただきました。
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びっくり、にんにくが強烈です! すすると同時に、スタミナ感あふれるにんにくの風味が口いっぱいに広がります。ピリ辛で、それ以上に“にんにくの存在感”が際立っていて、全体の印象を支配しています。
“牛丼のあたま”の、醤油ベースの親しみのある味わいそのまま。それが麺に合わさることで、どこか家庭的な雰囲気のまぜそばに仕上がっています。にんにくマシマシだれの存在感は圧倒的ですが、それでも牛丼の味をかきけすことなく相性は抜群。
へええ~。国民食ともいえる牛丼の具をまさかこんな形で使ってくるとは! しかもそこに、遠慮なしのにんにく風味をぶち込んでくるやんちゃさがかえって好印象です。麺の質感は専門店のそれとは異なり、良い意味でカジュアルで親しみやすい仕上がり。うん、そこも日常づかいのお店である吉野家らしい魅力といえましょう。
食べ進めていって、最後に汁につかった天かすが残ります。染み染みでおいしいやつ。白いご飯を追加してこの天かすをかけてかっこみたくなります。
「台湾まぜそば」や「油そば」、あるいは有名ラーメン店の汁なし麺といった一般的なまぜそばイメージとはまた違う、吉野家らしい個性が光る一杯でした。にんにく好きな人はヤミツキになること間違いなし!
↓動画もご覧ください!
紅生姜も加えてオーケーです
おいしく食べるポイントとして、卓上の紅生姜も加えてオーケー。さっぱりした酸味が加わり食べ進みがよくなりそうです。
さらに吉野家では、キムチやねぎラー油、肉だく(牛小鉢)、とろろなどのサイドメニューの追加トッピングも推奨しています。もちろん、〆に単品ご飯の追加もありですよ。
「にんにくのにおいが気になる」という人はテイクアウトもあるのでおうちで楽しむのもいいでしょう!
最後にひとつ。「にんにくマシマシだれ」をかけて混ぜ混ぜする時は、飛び跳ねに注意です。白いシャツを着ている人は気をつけましょうね!
※記事中の価格は税込
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