電動ドライバーとしてはかなり小型で、普通のドライバーと同じような感覚で使えるのが、ベッセルの「電ドラボール」。トルクが2.0N・mと低いため、インパクトドライバーのように強くは回せません。
では、使い物にならないかというとそうではなく、最後の締め付け、もしくは最初の緩めるところは手回し、それ以外の早回しを電動でできるのが便利なところです。
電ドラボールにはいくつか種類があり、毎分280回転でUSB Micro-B充電の「電ドラボール」(以下、初代)、回転数を毎分1200回転まで高める代わりにトルクが0.4N・mになった「電ドラボールハイスピード」(以下、電ドラハイスピード)、3段階の回転数切り替えとUSB Type-C充電に対応した「電ドラボールプラス」(以下、電ドラプラス)などがあります。
今回紹介するのは、この電ドラボールのシリーズに新しく加わった、ベッセルの「電ドラボールⅡ」(実売4900円前後〜)です。最大の特徴は、トルクが2.0N・mから3.0N・mへと強化されたこと。これにより、小型のネジなら手回しなしで締め付けることも可能となりました。
この新型電ドラボールの試用機を貸してもらえたので、実際に試してみました。
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