JAPANNEXTの「JN-IPS27G1632UF-HSP」をレビュー
【衝撃】6万円台はお手頃過ぎん? フルHD/320Hz&4K/160Hzで使える27型ゲーミングディスプレーがほしすぎる
2025年07月06日 10時00分更新
ボタン1つで2つの解像度を自由に切り替えられる!
もう1つの驚きは、フルHD/320Hzと4K/160Hzをボタンで切り替えられることだ。解像度の切り替え方は、JN-IPS27G1632UF-HSP本体の[▲]ボタンを押すだけ。ボタンを押したあときに一瞬だけ画面が暗くなり、ほどなくして別の解像度に切り替わるイメージだ。
ボタンを押すだけの簡単さは評価したいが、切り替わった解像度の情報を画面上に表示してほしかった。「あれ、いま切り替えた解像度はフルHDだっけ? それとも4K?」と誤解する場面が何度かあったからだ。主な対策としては、後述するOSDメニューでフルHDか4K(UHD)を確認することぐらいだろうか。
表示面での惜しい点はあるが、2つの解像度のクオリティは申し分ないと感じた。とくに見事なのは4K。映像の滑らかさはもちろん、繊細さや発色のよさも評価に値するところだ。
映像の明暗をはっきり表示させるHDRをはじめ、最大輝度300cd/m2・sRGB:100%、DCI-P3・92%のIPSパネル、AdaptiveSync(FreeSync)により、色鮮やかな映像体験を堪能できた。
加えて、4Kの作業領域も魅力の1つで、その広さはフルHDの約4倍だ。ウインドウを複数表示させたり、1つの画面で別々の作業(テキスト&ネットサーフィンなど)をしたりするなど、マルチタスクの処理も容易になるだろう。ゲームに限らず、映像鑑賞やクリエイティブ、仕事の用途でも重宝するかもしれない。
フルHD/320Hzと4K/160Hzを自由に切り替えられる機能は、実に斬新であり便利でもあった。珍しい物に目がない筆者にとって、JN-IPS27G1632UF-HSPはSF映画に出てくる未来のガジェットそのもの。本機のデュアルフレームレート機能を触ってみた結果、6万円台という価格はお買い得と感じた次第だ。
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