JN-DMD-IPS238F-C4をレビュー
未体験の超没入感!23.8型2枚で1920×2160ドットのモバイルディスプレー、100HzでUSB給電も
2025年07月12日 10時00分更新
もちろん“モバイル”たる特徴も
JN-DMD-IPS238F-C4はその大きさゆえ、「モバイルディスプレー」という呼称はやや無理がある気もしますが、持ち運び用のケースが付属するなど、“モバイル”たる特徴もあります。
とはいえ、やはり重量5kgは重たく、屋外の持ち歩きは困難でしょう。屋内で移動しやすい“モバイル”と割り切って、設置自由度の高い据え置きディスプレーとして運用することになると思います。
まとめ:最大のネックは価格だけど、納得の基本スペック
以上で、JN-DMD-IPS238F-C4のレビューは終了です。圧倒的な没入感と屋内移動や収納のしやすさから、特定層にはぶっ刺さる製品だと思いました。省スペースでも生産性を上げたい人やフリースペースを運用している法人向けとしてもアリでしょう。
あとは直販価格7万9980円をどう見るか。ネットショップでは7万円台前半のお店もあり、Amazonでは7万2763円(原稿執筆時点)ですが、それでもやはり高価な部類です。当然、普通の23.8型フルHDディスプレーを2台買うほうがはるかに安くあがります。
しかしながら、リフレッシュレート100Hzや最大45WのUSB給電(別売の電源アダプターは必要ですが……)、VESAマウント対応など、JN-DMD-IPS238F-C4は基礎能力も高めです。そのあたりも鑑みると、わりと納得できる価格ではあります。
なによりも視界を覆い尽くすあの圧倒的な没入感は新鮮でした。やや画面を後部に倒した180度展開時に、ASCII.jpの記事をゆったりスクロールしてみると、某有名スペースオペラのオープニングのような体験ができました。IPSで色も悪くないので、縦系動画を大迫力で楽しんでもいいでしょう。
| JN-DMD-IPS238F-C4の主なスペック | |
|---|---|
| パネル | 23.8型IPS(ADS、非光沢)×2 |
| 解像度 (アスペクト比) |
1920×1080ドット(16:9)×2 |
| 表示色 | 1677万色(sRGB:97%) |
| 輝度 | 250cd/m2 |
| コントラスト比 | 1000:1 |
| 視野角 | 178度(水平)/178度(垂直) |
| リフレッシュレート | 最大100Hz |
| 応答速度 | 14ms(GtoG) |
| インターフェース | HDMI 1.4、USB Type-C×2、オーディオ出力ほか |
| スピーカー | 2W×2 |
| チルト | - |
| 高さ調節 | - |
| スイーベル | - |
| ピボット | - |
| サイズ/重量 | 約545(W)×27(D)×325(H)mm(折りたたみ時)、約545(W)×17(D)×650(H)mm(180度見開き時)/約5kg |
| その他 | VESAマウント(100×100mm)、USB PD(最大45W、別売の100W以上の電源アダプターが必要) |
| 直販価格 | 7万9980円 |
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