JN-IPS238G120F-C6をレビュー
120Hz&USB Type-C給電対応で約1.9万円の最安級23.8型ゲーミングディスプレー、仕事用もこれでよくない?
2025年07月05日 10時00分更新
明るさや各種モードを設定できるOSDメニューが便利
ほかにも、JN-IPS238G120F-C6の魅力は2W×2のステレオスピーカーやフリッカーフリー、ブルーライト軽減機能などたくさんある。その多くは、「OSDメニュー」から設定できる。
OSD(On-Screen Display)は、ディスプレーの画面上に表示できる設定画面のこと。先述したAdaptiveSyncをはじめ、ゲームジャンルに特化するプリセットを選べるピクチャーモード、HDRのオン/オフ、ブルーライト軽減度合いなどを選べる。
OSDメニューを画面上に表示させるには、ディスプレー背面にあるボタンを押す必要がある。ボタンは全部で5個あり、OSDメニューの表示やカーソル操作、音量の設定表示、入力ソースの表示、電源のオン/オフに対応する。
操作感については、押し心地も配置も悪くなかった。筆者は全方位に動かせるものの誤操作が起きやすいスティックタイプよりも、オン/オフの入力だけで済むボタンタイプが好みだ(もちろん、ある程度の慣れは必要だが)。試用時に「ボタンタイプありがてぇ……」と心が躍ったものだ。
まとめ:ゲームも仕事も快適!約1.9万円で必要十分な機能を備えるゲーミングディスプレー
JN-IPS238G120F-C6は、ゲーミングディスプレーでありながら仕事用としても頼りになる1台だ。ケーブル1本で映像出力も給電も可能なUSB Type-Cの存在感は大きい。デスクトップPCでゲームをメインに使うなら不要な端子だが、「ゲームと仕事の二刀流」を欲している人は、本機に旨味を感じるはず。
リフレッシュレートが120Hz、応答速度は0.5msとゲーミングディスプレーとしても必要十分な仕様だ。それでいて、直販価格1万8980円。USB Type-C給電をサポートした23.8型フルHDゲーミングディスプレーなら、本機は最安クラスだ(原稿執筆時点)。
スタンドの仕様など、安価ゆえの欠点もあるが、Amazonなどのネットショップではさらに安くなるかもしれない(1万7000円ぐらい?)。ゲームも仕事も十分快適にこなせるスペックで、この価格ならコスパはかなり高いと言える。本稿が購入の参考になれば幸いだ。
| JN-IPS238G120F-C6の主なスペック | |
|---|---|
| パネル | 23.8型IPS(HIS、非光沢) |
| 解像度 (アスペクト比) |
1920×1080ドット(16:9) |
| 表示色 | 1677万色(sRGB:100%) |
| 輝度 | 350cd/m2 |
| コントラスト比 | 1200:1 |
| 視野角 | 178度(水平)/178度(垂直) |
| リフレッシュレート | 最大120Hz |
| 応答速度 | OD時:8ms(GtoG)、MPRT時:0.5ms |
| インターフェース | DisplayPort 1.2、HDMI 1.4、USB Type-C、オーディオ出力ほか |
| スピーカー | 2W×2 |
| チルト | -5度~+15度 |
| 高さ調節 | - |
| スイーベル | - |
| ピボット | - |
| サイズ/重量 | 約542(W)×151(D)×403(H)mm/約2.6kg |
| その他 | AdaptiveSync(FreeSync)、HDR10、USB PD(最大65W)、VESAマウント(75×75mm) |
| 直販価格 | 1万8980円 |
■Amazon.co.jpで購入
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