JN-IPS238G120F-C6をレビュー
120Hz&USB Type-C給電対応で約1.9万円の最安級23.8型ゲーミングディスプレー、仕事用もこれでよくない?
2025年07月05日 10時00分更新
薄くて軽い23.8型、フレームレスデザインも◎
ここからは、JN-IPS238G120F-C6の外観をチェックしていこう。試用していて最も目を引いた点は、ディスプレー本体の薄さだ。とはいえ、上半分は約8mmで下半分は約46mmと、上下で厚さが異なるデザインを採用している。
筆者の予想では、このデザインの狙いはディスプレー本体の軽量化にある。現に本機の重量は約2.6kgと23.8型モデルの中でも比較的軽量で、持ってみたところ驚くほど軽かった。おかげで、開封から組み立てまでの過程は快適そのもの。
23.8型では3kg以上の製品もざらだが、ずっしりと重く、組み立てしづらいものもしばしば。移動する時もやや骨が折れる。しかし、本機は軽いので気軽に設置し直せる。地味だがうれしいポイントだ。
上部と左右のベゼルはフレームレスデザインで、画面のベゼル幅は約1.5mm、画面非表示幅は約3.5mm。画面サイズの都合で没入感は強くないものの、コンテンツに集中できるデザインとしては十分機能しているように感じた。
スタンドはチルト機能のみ
JAPANNEXT製ディスプレーと言えば、昇降式多機能スタンドが多い印象だが、JN-IPS238G120F-C6のスタンドはチルト(前後の傾き)機能のみのシンプルなものだった。ここは安価な製品ゆえの弱点と言える。
本体の軽量化と製品コストなどを考慮すると、シンプルなスタンドの採用は悪くない判断に思える。昇降式多機能スタンドを採用すれば、そのぶん重量もコストも上がるからだ。
便利な昇降式多機能スタンドを選ぶか、それともシンプルなスタンドを選ぶかは購入者の予算次第。JN-IPS238G120F-C6はVESAマウント(75×75mm)に対応しているので、ディスプレーアームで補強するプランもアリだろう。
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