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JN-IPS238G120F-C6をレビュー

120Hz&USB Type-C給電対応で約1.9万円の最安級23.8型ゲーミングディスプレー、仕事用もこれでよくない?

2025年07月05日 10時00分更新

文● いちえもん 編集●ジサトライッペイ/ASCII
提供: 株式会社JAPANNEXT

没入感は控えめながら”120Hz&0.5ms”という強み

 JN-IPS238G120F-C6の本体サイズは542(W)×151(D)×403(H)mmで、スタンド幅は約270mmとなっている。比較的コンパクトなサイズ感なので、狭いデスクでも配置しやすいところはメリットだ。一方で、画面の面積が小さいため、没入感は控えめな印象。ゲームや映画を大画面で楽しみたいのであれば、個人的には27型以上が望ましい。

 しかしながら、1万8980円で120Hzのリフレッシュレートや0.5msの応答速度に対応している点は本機の大きな強みと言える。滑らかで表示遅延が少ないゲーミング体験が期待でき、高リフレッシュレート対応の家庭用ゲーム機やゲーミングPCの相棒をお手頃価格で探している人にはうってつけである。

 試しに、PlayStation 5を本機につないでみた。オプションのディスプレー設定を見てみると、120Hzに対応していることがわかる。120Hz対応のゲームをプレイしたところ、満足いく美しさと滑らかさを味わえた。

120Hz&USB Type-C給電対応で約1.9万円の最安級23.8型ゲーミングディスプレー、仕事用もこれでよくない?

PlayStation 5をJN-IPS238G120F-C6に接続してみた

120Hz&USB Type-C給電対応で約1.9万円の最安級23.8型ゲーミングディスプレー、仕事用もこれでよくない?

「接続されているHDMI機器の情報」を見てみると、最大120Hzで表示できることが確認できた

映像鑑賞もゲームプレイも快適なフルHDのIPSパネル

 2025年5月の「Steamハードウェア&ソフトウェア調査」によると、55%以上のユーザーはフルHDのディスプレーを使用しているという。つまり、現時点ではフルHDの需要が高いことを示している。

 そんなフルHDを採用しているところもまた、JAPANNEXTの狙いの1つなのだろう。パネルは色域の標準規格であるsRGBのカバー率が100%で、垂直・水平ともに178度の広い視野角を実現するIPS方式だ。発色が良いうえに、どの角度から見ても色変わりが少ない鮮明な映像を映し出せる。

120Hz&USB Type-C給電対応で約1.9万円の最安級23.8型ゲーミングディスプレー、仕事用もこれでよくない?

視野角が広いうえに、どの角度から見ても色が変化しづらいIPSパネルを採用

 そのほか、フレームレートにリフレッシュレートを同期する「AdaptiveSync(FreeSync)」や、映像の明暗をくっきり表示させる「HDR10」にも対応。質の高い映像を思う存分堪能できるところもポイントだ。

 実際に本機でゲームを遊び、動画を鑑賞してみたが、発色も鮮明さも申し分はなかった。文字も画像もキレイに表示されるので、ゲームのみならずデスクワークもはかどるはずだ。

120Hz&USB Type-C給電対応で約1.9万円の最安級23.8型ゲーミングディスプレー、仕事用もこれでよくない?

テアリング(映像のズレ)やスタッタリング(映像の途切れ)を抑制する「AdaptiveSync(FreeSync)」をサポート

120Hz&USB Type-C給電対応で約1.9万円の最安級23.8型ゲーミングディスプレー、仕事用もこれでよくない?

明暗をはっきり表示できる「HDR10」にも対応。ゲームでリアルな映像を味わいたい人はHDRを利用してみよう

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