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Windows 11ノートはASUSで決まり! 美しさ・軽さ・駆動時間が◎の14型「ASUS Zenbook 14 UM3406KA」がほしすぎる

2025年06月30日 12時00分更新

普段使いのWindows 11ノートにバッチリ! Zenbook 14 UM3406KAの実力を見た

 今回試した「Zenbook 14 UM3406KA(型番:UM3406KA-AI7325W )」は、「AMD Ryzen AI 300 シリーズ プロセッサ」のなかでもコスパに優れた「AMD Ryzen AI 7 350 プロセッサ」を搭載していた。メモリーは32GBで、ストレージは512GBのSSD(PCI Express 4.0x4接続 NVMe/M.2)という構成だった。

 AMD Ryzen AI 7 350 プロセッサは、最新のZen 5アーキテクチャを採用した8コア16スレッドのCPUを搭載。GPUはAMD RDNA 3.5アーキテクチャをベースとした「AMD Radeon 860M グラフィックス」で、前世代に比べて性能と電力効率が大きく向上している。またGPUへの負荷を低減しながら高画質・高フレームレートを実現する超解像度技術「AMD FSR 3」や、中間フレームを生成して平均フレームレートを向上させる「AFMF 2」などにも対応しており、ノートパソコンでも発熱や電力消費を抑えながらゲームを快適に楽しむことが可能だ。

 そこで、実際にどのくらいのパフォーマンスがあるのか、いくつかベンチマークテストを実施して性能を測ってみることにした。

ASUS「Zenbook 14 UM3406KA」試用機の主なスペック
CPU AMD Ryzen AI 7 350 プロセッサ(最大5GHz、8コア/16スレッド)
グラフィックス AMD Radeon 860M グラフィックス(CPUに内蔵)
メモリー 32GB(16GB×2/デュアルチャネル)
ストレージ 512GB(PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2 SSD)

 まず「CPU-Z」を実施したところ、シングルスレッドが762.2、マルチスレッドが5713.3となった。モバイル向けCPUとしてはどちらも高めのスコアだ。

CPU-Zのベンチマーク結果

 続いて、PCの総合的な性能をチェックするためベンチマークソフト「PCMARK10」を実施してみたところ、次のようになった。

PCMARK10では、いずれのスコアも快適さの目安を上回っていた

PCMARK 10スコア
総合スコア 7312
Essentials 11205
Productivity 11078
Digital Content Creation 8547

 快適さの目安は、基本性能を示すEssentialsが4100以上、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが4500以上、クリエイティブ系アプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationが3450以上となっているが、そのいずれも大きく上回っている。Officeを使ったビジネス文書作成だけでなく、画像編集や動画編集などのクリエイティブ系の用途にも十分対応できる性能を持っていることが分かる。

 次に、「CrystalDiskMark」でストレージの性能をチェックしてみたところ、PCI Express 4.0 x4接続だけあってシーケンシャルリードが6700MB/s超と非常に高速。実際、容量の大きなファイルの読み込みもスムーズで、アプリの動作もキビキビして快適だった。

CrystalDiskMarkの結果

 さらに「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」を試してみたところ、次の結果になった。

「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」の結果。フルHD(1920×1080ドット)、標準品質で「やや快適」という評価になった

「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」の動作結果
解像度 品質 スコア 評価
1920×1080ドット 標準品質 7202 やや快適
1920×1080ドット 高品質 6949 やや快適
1920×1080ドット 最高品質 3672 設定変更を推奨

 フルHDの高品質でも「やや快適」にプレイできる評価となり、内蔵GPUとしてはかなり高性能なことが分かる。解像度や画質を調節すれば、ある程度負荷の高いゲームも楽しめるだろう。またこれだけの高い結果なら、ビデオストリーミングサービスで映画コンテンツを見たり、動画サイトを視聴したりといったエンタメ用途は非常に快適なはずだ。

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