●ウェア、ファン、ケーブル、バッテリーを揃える!
「空調服」として使うのに必要なのは、ベースとなるウェアとファン。そして、これを動かすのに必要なバッテリーとケーブルです。
それぞれ別売となるのは面倒に感じますが、ファンやバッテリーは、風量や持続時間、機能などの好みに合わせて選べるのがいいところ。ファン、バッテリー、ケーブル、充電器、バッテリーケースがセットになったスターターキットも用意されているので、とくにこだわりがなければ、こういったキットで揃えてしまうのが楽です。
今回お借りした組み合わせは、「空調服® 2WAYブルゾン BEAMS DESIGN」(実売価格2万7500円)、「ワンタッチファン FAN2200B」(実売価格3580円)、「ケーブル RD9261」(実売価格808円)、「Bluetooth対応バッテリーセット BT23222」(実売価格1万2127円)です。
ファンは、ウェアの背面に開いている丸い穴に取り付けます。といっても、表側からファンを挿し込み、裏側からリングをはめ込むだけ。ツメでパチンと固定されます。
このリングはよくできていて、ツメと90度ズレた位置を内側へ押し、たわませるようにするだけで取り外せます。また、薄手のウェアでは「L」マーク、厚手のウェアでは「H」マークが上にくるようにひっくり返してはめればよく、多くのウェアに対応できるというのもいいところ。
最後にファンとバッテリーとを配線。ウェアの内側にはケーブル通しがあるので、これを使えばケーブルが垂れてジャマになることはありません。
ちなみに、今回試用したバッテリーの「BT23221」はBluetoothに対応しており、スマホアプリ「空調服」(Android OS)からコントロールが可能。ファンのオン/オフはもちろんのこと、電圧を変更することで、風量調整まで可能です。
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