MSIの26.5インチ4Kモデル「MAG 272UP QD-OLED X24」をレビュー
最高のゲーミング環境じゃないか!憧れの4K OLED・240Hzゲーミングディスプレーを試したら3D酔いしづらかった
2025年06月30日 11時30分更新
OLEDの場合は、同じ画像を表示し続けると焼付きの可能性がある。それを避けるために、「MSI OLED CARE 2.0」を搭載。ピクセルシフトやエッジ検出、タスクバー検出などパネルを保護する機能が用意されており、OSD画面で設定できる
滑らかで残像感0な上、発色がいいのでプレイしやすい
さっそく試用してみたが、組み立てはツールレスで設置は簡単。調整機構もスイベルが左右30°、チルトが-5°~15°、高さが最大110mm、ピポットが左右90°と充実しているので、プレイしやすい角度に合わせやすい。
ディスプレー表面はハーフグレア仕様で発色がよく、反射防止コーティングが施されているので、光源の反射はかなり抑えられている。部屋のライトなどで画面が見づらくなりにくい。
アンチブラーのテストを「blurbusters」のサイトでチェックしたが、カメラで撮影しても、にじみがなく残像感は0だ。実際ゲームもプレイしたが、FPS系ゲームでは速い動きもしっかり認識でき、筆者は3D酔いもしづらく感じた。発色もよくHDRによる逆光表現も秀逸で、OLEDならではのゲーミングの楽しさを堪能できる。
PIP/PBP表示に対応しているので、別の作業をしながらゲームをすることも可能。24.5インチモードも用意されており、格闘ゲームなど画面全体を把握しつつ視線をあまり変えずにプレイしたい、という場合に利用するとよさそうだ。ただし、リフレッシュレートは最大120Hzになる。
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