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Radeon RX 9060 XTのビデオメモリー8GB版と16GB版はどっちを選ぶべき?

2025年06月24日 10時00分更新

Steel LegendシリーズでRadeon RX 9060 XTをチェック

 「Radeon RX 9060 XT Steel Legend 8GB OC」と「Radeon RX 9060 XT Steel Legend 16GB OC」を、「Ryzen 7 9800X3D」で組んだPCに組み込んでみた。

キレイな白色の3連ファンクーラーとLEDイルミネーションを備える「Radeon RX 9060 XT Steel Legend」シリーズ

テスト環境
CPU AMD「Ryzen 7 9800X3D」(8コア/16スレッド、最大5.20GHz)
CPUクーラー CORSAIR「NAUTILUS 360 RS ARGB White」(簡易水冷、360mmラジエーター)
マザーボード ASRock「X870 Steel Legend WiFi」(AMD X870、ATX)
メモリー Crucial「Crucial Pro OC DDR5-6000 32GB CP2K16G60C36U5W」(16GB×2、DDR5-6000)
ビデオカード ASRock「Radeon RX 9060 XT Steel Legend 16GB OC」(Radeon RX 9060 XT、16GB GDDR6)
ASRock「Radeon RX 9060 XT Steel Legend 8GB OC」(Radeon RX 9060 XT、8GB GDDR6)
ストレージ Sandisk「WD_BLACK SN850 2TB」(2TB M.2 SSD、PCIe4.0×4)
電源ユニット SUPER FLOWER「LEADEX V PLATINUM PRO 1000W」(1000W、80PLUS PLATINUM)
OS Microsoft「Windows 11 Home」(24H2)

 Radeon RX 9060 XTの最新パーツ性能チェックでも触れているが、RX 9060 XTのスペックは、RX 9070と相当な差がある。とは言え、RX 9070シリーズの特徴を継承しており、レイトレーシングやAI性能が強化され、AIを利用することで画質を向上する「FSR 4(AMD FidelityFX Super Resolution 4)」をサポートする。

Radeon RX 9060 XT Steel Legendシリーズの8GBモデルと16GBモデル。外観はまったく同じで区別がつかない

補助電源コネクターはPCIe6+2ピン(8ピン)になる。既存PCのビデオカードグレードアップもしやすい

出力系統はHDMI2.1b×1、DisplayPort2.1a×2の3系統を装備

ビデオカード後部は、ヒートシンクを通ったファンの風がスムーズに抜ける形だ

Steel Legendシリーズは、ホワイトコーディネートPCとマッチするデザインを採用

クーラーサイドのロゴと、3基のファンが鮮やかに発光するのもポイント。3基のファンは輝度が高いので、PCケース内部を明るく彩ってくれる

ゲームに特化した8コア/16スレッドCPUのRyzen 7 9800X3Dを組み合わせ。在庫が復活し、普通に買えるようになった

マザーボードはAMD X870チップセットを採用する「X870 Steel Legend WiFi」

メインメモリーはDDR5-6000駆動に対応する「Crucial Pro OC DDR5-6000 32GB」を採用した

8GBモデルのGPU-Z。オーバークロックモデルで、ブーストクロックは最大3320MHz(3324MHzで認識、動作)に設定されている

16GBモデルも、オーバークロック仕様になる。ビデオメモリー容量以外のスペックは、8GBモデルとまったく同じだ

FSR 4にオーバーライドできるゲームタイトルでは、「AMD Software: Adrenalin Edition」のゲームタイトルに、「FidelityFX スーパー解像度4」の項目が出る

カプコンはFSR 4非対応を謳っている「モンスターハンターワイルズ」だが、実際はFSR 4を有効にでき、画質もFSR 3から向上する

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