英語UIで敬遠するのはもったいない!
今回紹介した5つの神機能以外にも、Google AI Studioには驚くべき機能が目白押しだ。
たとえばAPIキー発行機能を使えば、自作のアプリケーションにこれらのAI機能を組み込むことも可能だ。また、プロンプト最適化ツールでは、AIへの指示文を効果的に改善する提案をしてくれる。さらにファインチューニング機能で特定の用途に特化したAIモデルをカスタマイズすることもできる。
これだけの機能を備えたプラットフォームが、完全無料で使えるのだ。ChatGPT Plusなら年間3万6000円、Gemini Advancedでも年間3万4800円かかる機能が、Google AI Studioならタダ。しかも機能面では有料版を上回る部分も多い。
課金を迷っているなら、まずはGoogle AI Studioを試してみてはどうだろう。必要な機能が無料で揃っていることに驚くはずだ。年間数万円の節約になるかもしれない。
田口和裕(たぐちかずひろ)

1969年生まれ。ウェブサイト制作会社から2003年に独立。雑誌、書籍、ウェブサイト等を中心に、ソーシャルメディア、クラウドサービス、スマートフォンなどのコンシューマー向け記事や、企業向けアプリケーションの導入事例といったエンタープライズ系記事など、IT全般を対象に幅広く執筆。2019年にはタイのチェンマイに本格移住。
新刊:発売中「生成AI推し技大全 ChatGPT+主要AI 活用アイデア100選」、:https://amzn.to/3HlrZWa
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