<ゲーマー向け "勝つため" のPC>をカスタマイズ
勝敗を分ける要因となるGPUを無理のない範囲で強化しよう!
続いて、ゲーマー向けのパソコンを考えてみよう。
ゲーマーの場合は、「サクサク動いて、誰にも負けない最高のパフォーマンスでゲームをプレイしたい!」と目的が明確だ。
現在の3Dゲームは、GPU性能が直接的にフレームレートに影響する。特に、競技性の高いゲームでは、高いフレームレートを維持することが勝敗を分ける要因となることも多い。つまり、GPUの強化は必須なのだ。
ゲーマー向けで注目したいモデルが、レノボ「Lenovo Legion Pro 7i Gen 10(16型 Intel)」だ。本機は、CPUに「インテル Core Ultra 9 275HX」、GPUに「NVIDIA GeForce RTX 5070Ti」という最新パーツを搭載し、16型有機ELディスプレー(2560×1600ドット)と240Hzのリフレッシュレートで滑らかな映像を実現する。高性能冷却で、長時間のゲームプレイも快適に楽しめる。
最新のCPUとGPUを搭載した「Lenovo Legion Pro 7i Gen 10(16型 Intel)」
Lenovo Legion Pro 7i Gen 10(16型 Intel)は、標準モデルでもメモリーが32GB、ストレージが1TBと十分に高スペックなのだが、最重要ポイントとなるGPUにはカスタマイズの余地がある。
本機では、GPU(グラフィックカード)は「RTX 5080」か「RTX 5090」を選択可能。ただし、ここで気をつけたいのは、GPUの場合、最上級スペックを選択すると価格アップも大きくなる点。そこで、1段階アップの「RTX 5080」への無理のない変更を提案したい。
実は、この切り替えだけでもプレイ体験は様変わりするのだ。このクラスのGPUなら、最新ゲームでも高画質設定で安定したフレームレートの維持が可能になる。
また、eスポーツなどで本格的に活動するのであれば、OSを「Windows 11 Home」から「Windows 11 Pro」へのアップグレードが圧倒的におすすめ。ゲーム中の意図しない動作の制御や、より高度なネットワーク制御が可能になるからだ。
このように、ゲームで勝利するためのカギは、最適なゲーミングPCを選ぶところからすでに始まっている。それこそが、カスタマイズの真髄と言える。
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