用途別のベストを選ぼう! 「学生向け」「クリエイター向け」
「ゲーマー向け」のPCカスタマイズ例を紹介
では、ここからはレノボの「即納!カスタマイズ | レノボ・ ジャパン」で、実際にカスタマイズをしてみよう。
「学生向け」「クリエイター向け」「ゲーマー向け」と3つの用途を想定して、それぞれの使い方や目的に最適化していきながら、よりふさわしい1台を作り上げてみたい。(*画面内の価格表示は執筆時点のものです)。
レノボの「即納!カスタマイズ | レノボ・ ジャパン」で実際にカスタマイズ
<学生向けPC>をカスタマイズ
メモリー増量は必須! 長く使える安定のスペックを確保しよう
まず、学生がパソコンを選ぶ場合、やはり最低でも4年間は使い続けたいと思うので、少し余裕を持ったスペックにしておくことが重要になる。
主な使い方としては、「ネットでの調べもの」「レポートの作成」「オンライン授業」などが一般的だろう。また、パソコンの起動やアプリの動作が遅いと授業に差し支えてしまうので、こういった事態も絶対に避けたいところ。
これらを踏まえると、まずは安定動作のために、メモリーを増量しておくことが必須だ。さらに、予算に余裕があるなら、CPUもワンランクアップすれば理想的。あとは、必要に応じてストレージも増量しておけばいい。
学生向けのパソコンとして注目したいのは、レノボ「Lenovo Yoga Slim 7 Gen 10(14型 AMD)」。有機ELディスプレーを採用した14型(2880×1800ドット)モデルで、CPUに「AMD Ryzen AI 5 340」を搭載した「Copilot+ PC」だ。標準モデルは16GBのメモリー、512GBのストレージ(SSD)を装備しているが、このモデルをカスタマイズしてみよう。
14型の有機ELディスプレーを採用した「Lenovo Yoga Slim 7 Gen 10(14型 AMD)」
まず、メモリーは16GBと32GBのモデルがあるので、製品の一覧から「32GB」のモデルを選択し、「カスタマイズ」ボタンをクリックしよう。32GBを選んでおけば、複数のアプリを同時に使用しても快適に作業できるようになる。
このモデルの場合、「32GB」メモリーを選ぶと、CPU(プロセッサー)は「AMD Ryzen AI 5 340」から「AMD Ryzen AI 7 350」に1ランク上がる仕様になっている。これなら処理速度がより向上し、レポート作成時の資料検索やデータ分析もスムーズになるはずだ。
また、「32GB」モデルではストレージは「1TB」が標準となるので、保存容量に余裕を持ちたいと考えるならそのままでいいだろう。長く使ううえで、容量面での不安がなくなるはずだ。ただ、大容量が不要なら「512GB」を選んでもいい。そのぶん、価格を抑えることができる。
さらに、レポート作成などで「Word」や「Excel」を使う機会があるなら、「Microsoft Office 2024」も追加しておくといいだろう。あとから自分で導入することもできるが、最初から入れておけば手間も省けるし、なによりも買ってすぐに使い始められる。
このように、求めるスペックを選ぶだけで簡単にカスタマイズができる。学生向けの場合は、メモリーの増量をメインに考えて、目的や予算との兼ね合いでその他も検討していくのがいいだろう。
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