週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

スペック不足を解消できるPC選びのカギは「CTO」だ!

“ちょい足し”でパソコンがもっと快適に。後悔しないPCを買うためのカスタマイズ活用術

2025年06月30日 07時00分更新

文● 岩渕 茂 編集●ASCII
提供: レノボ・ジャパン

用途に応じた必要スペックを見極めよう!
どれかひとつをカスタマイズしただけでも性能は大きく向上する

 ここまでで、「CPU」「メモリー」「ストレージ」「GPU」を正しく選択することの重要性が、理解していただけたと思う。では、それぞれどの程度のスペックが必要になるのだろうか。

 これは、ズバリ”用途しだい”だ。例えば、学業に使うパソコンと、ゲームに使うパソコンとでは要求されるスペックは大きく異なる。だからこそ、購入前には自分の使い方を明確にしておくことが重要となる。

 しかも、これらのパーツは、どれかひとつをアップグレードしただけでも、得られる効果は意外に大きい。用途に応じて必要性を見極め、メモリーをアップグレードしたり、GPUをハイスペックにしたりすることはとても有効なのだ。

 また、カスタマイズでは、スペック変更だけでなく、細かな仕様や保証期間なども選択できる。例えば、「Microsoft Office 2024」を追加したり、1年保証を「3年保証」に延長したり、といったジブンの指向に沿った選択をすることも可能だ。

カスタマイズする際には、スペックだけでなく、保証期間も選択可能

 「カスタマイズをしなくても、足りないものはあとから追加すればいい」と思う人がいるかもしれない。しかし、最近のパソコンは、あとからパーツを増設するにはそれなりの知識が必要となる場合が多い。作業も面倒だし、メーカー保証が受けられなくなるなどの問題もある。でも、購入時にカスタマイズしておけば、最初から最適なバランスで構成されたマシンが手に入るのだ。

あとから自分でパーツを増設するのは面倒だし、購入したメーカーの保証が受けられなくなるという問題もある

 このように、標準モデルでは性能的に物足りないという場合は、カスタマイズを活用することで理想的なマシンを手に入れられる。カスタマイズの操作自体も、画面上で必要なスペックを選択していくだけなので、難しいことはない。しかも、スペックを変更すると、そのたびに価格表示がすぐに切り替わるので、安心して買い物できるだろう。

現在の合計価格が画面の右上に表示されるので分かりやすい

スペックを変更すると、瞬時に再計算された合計価格が表示される

 愛車をドレスアップしたり、スマホをデコったりと、多くの人がカスタマイズの楽しさを知っているはずだ。実は、パソコンのカスタマイズもこれらとまったく一緒。自分の用途や好みに合わせてスペックを選んでいくのは、想像以上にワクワクする体験である。これこそが、CTOモデルの大きな魅力なのだ。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう