第100回
“フォレスト・ガンプ”のベンチに座ってカリフォルニアを味わう
人生で一度は踏みたい道 ──それはルート66かもしれない🇺🇸
2025年06月11日 07時30分更新
バック・トゥ・ザ・フューチャーは何度観たか分からないほど、大好きな映画なので、ここに来られて大興奮。すぐ隣には、劇中で使われた倉庫が売店として残されていて、バック・トゥ・ザ・フューチャー関連のお土産も充実。うれしくなって、パート2で登場した「スポーツ年鑑」の表紙を模したノートを買っちゃいました。
ちなみにバック・トゥ・ザ・フューチャーはパサデナ周辺でのロケが多く、現地では専門の現地ツアーもあるようなので、機会があればそれにも参加してみたいですね。
●旅の終点はサンタモニカで
ルート66旅の終着地点はサンタモニカ。リンカーン・ブールバードとオリンピック・ブールバードの交差点には、「HISTORIC ROUTE 66」と「END」と書かれた標識があります。
この交差点にあるアメリカンダイナー「メルズ・ドライブイン」も見所のひとつ。この店舗ではありませんが、ジョージ・ルーカス監督作品の「アメリカン・グラフィティ」の舞台となったダイナーの支店なんです。。
店内に入ると、まさにイメージするアメリカンダイナーそのもので、1960年代のアメリカにタイムスリップしたかのような雰囲気。メニューにはルート66バーガーもあるので、是非サンタモニカを訪れた際にはオススメしたい。
●“フォレスト・ガンプ”のベンチに座って――名シーンが蘇るピア
ルート66の正式な終着地点はメルズ・ドライブインのある交差点ですが、そのまま海外へ向かった先にある「サンタモニカ・ピア」も見逃せないポイント。巨大な桟橋(ピア)の上に、飲食店や遊園地のライドなどが集まった観光スポットです。
このサンタモニカ・ピアにもルート66の「End of the Trail」の標識があり、こちらは高さもほどよく記念撮影がしやすいスポットになっています。
●聖地は今もある。100年を迎える“映画の道”を旅しよう
そのほかサンタモニカ・ピアにあるメリーゴーランドは、1973年の映画「スティング」に登場。またトム・ハンクス主演の「フォレスト・ガンプ/一期一会」に関連したスポットもサンタモニカ・ピアにあります。
劇中では、主人公がエビ漁に成功して、「ババガンプシュリンプ」を設立したという設定ですが、そのイメージで作られたレストラン「ババガンプシュリンプ」がサンタモニカ・ピアにあります。店外には記念撮影用のスポットも用意されていて、やはり聖地巡礼的な賑わいになっていました。
今回はカリフォルニアのルート66を回っただけですが、それでもこれだけのアメリカンカルチャーを体験でき、多くの聖地巡礼ができました。カリフォルニアというと、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手のイメージが強いですが、それだけではもったいないので、みなさんも是非ルート66を回る旅にチャレンジしてみてください!
この記事を書いた人──中山智(satoru nakayama)
世界60ヵ国・100都市以上の滞在経験があり、海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けている。
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