Nintendo Switch 2のゲーム保存完全ガイド ~Samsung microSD Express Card 256GB で検証~
2025年06月07日 11時00分更新
ゲーム保存の挙動をチェック
では、実際にSwitch 2とSamsung microSD Express Card 256GB for Nintendo Switch 2を使って、ゲームの保存や挙動をチェックしていこう。
Switch 2では、「ダウンロード版ソフト」、ゲーム本体がカートリッジに保存されている「ゲームカード版ソフト」、ゲームカード版ながらゲーム本体はダウンロードの必要がある「キーカード版ソフト」の3種類が存在している。そこで、それぞれのソフトの保存について見ていこう。
まずはじめに、ダウンロード版ソフト。先ほども紹介したように、ダウンロード版ソフトは、microSD Expressカードを装着しているとmicroSD Expressカードへ優先的に保存される。microSD Expressカード未装着の場合は内蔵ストレージに保存される。そして、設定メニューの「データ管理」から、内蔵ストレージとmicroSD Expressとの間で自由にデータを移動できる。このあたりはSwitchと同じ仕様だ。
次にゲームカード版ソフト。こちらはゲーム本体がカートリッジに保存されており、カートリッジをSwitch 2本体上部の専用スロットに装着するだけでプレイ可能。
ただし、中にはアップデートデータをダウンロードするソフトもある。今回、スパイク・チュンソフトの「サイバーパンク2077 アルティメットエディション」を試したところ、初めてカートリッジを装着したところで「更新データが見つかりました」と表示された。更新データをダウンロードせずともプレイは可能だが、更新データをダウンロードすることで最新の状態でプレイ可能となる。
この更新データは、microSD Expressカード装着時にはmicroSD Expressカードに、microSD Expressカード未装着時は内蔵ストレージに保存される。ちなみに、更新データの容量は2.3GBだった。
最後にキーカード版ソフト。こちらは、カートリッジにはゲームをプレイするためのキー(鍵)のみが保存され、ゲーム本体は未収録。プレイするにはダウンロード版ソフト同様にゲーム本体をダウンロードする必要がある。そして、ダウンロードしたゲーム本体は、microSD Expressカード装着時にはmicroSD Expressカードに、microSD Expressカード未装着時は内蔵ストレージに保存される。ただし、プレイ時にはキーカードを必ずSwitch 2本体に装着する必要がある。ここがダウンロード版ソフトと挙動の異なる部分だ。
ところで、Switch 2ではSwitch版ソフトもそのほとんどがプレイ可能。ダウンロード版ソフトは、Switch 2でダウンロードすれば、そのままプレイできる。こちらも保存先は、microSD Expressカード装着時にはmicroSD Expressカード、microSD Expressカード未装着時は内蔵ストレージとなる。
そして、ダウンロード版ソフトだけでなくゲームカード版ソフトもプレイ可能。そのため、Switch 2とSwitchのゲームカートリッジは全く同じ形状となっている。実際に手持ちのSwitch版ゲームカートリッジをSwitch 2に装着してみたが、問題なくプレイできた。
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