AI Edge Galleryのインストール
前述の通りAI Edge GalleryはGoogle Playストアでは配布されておらず、GitHubからAPKファイルをダウンロードしてインストールする必要がある。
スマホのブラウザでGitHubの「AI Edge Gallery」にアクセスし、最新バージョン(ここでは1.0.3)のAPKファイルをクリックしてダウンロードしよう。
警告が出たら「設定」をタップし、
「この提供元のアプリを許可」にチェックを入れる。
あらためて「インストール」をタップすればだいじょうぶだ。
無事アプリがインストールされた。
「Gemma 3n」のダウンロード
インストールが終わったらさっそくチャットを試してみよう。「AI Chat」をタップ。
現在AI Edge Galleryで利用できるLLMはこの4種類。ここでは最新の「Gemma-3n-E2B-it-int4」を選択しよう。
Gemma 3nは、グーグルが5月20日に発表したスマートフォン向けに最適化された最新のオープンソースAIモデル。従来のGemmaシリーズと異なり、テキストと画像の両方を理解できるマルチモーダルモデルとなっている。
また、Per-Layer Embeddings(PLE)技術により、5Bパラメータのモデルでありながらメモリ使用量は2Bモデル相当に削減(E2B)されているうえ、重みの量子化によりファイルサイズと処理速度が最適化され、2GB程度のメモリでも動作する革新的な設計となっている。
「Download & Try」をタップ。
Gemma 3nは「Hugging Face」からダウンロードするため、Hugging faceにログインする必要がある。アカウント未所持の場合はここで作成しておこう。
Google AI Edge GalleryがHugging faceにアクセスできるよう「Authorize(認証)」をタップ。
Gemma-3nの利用には利用規約を読んで同意する必要があるため「Open user agreement」をタップ。
Gemma 3nのモデルカードが表示されるので、下の方にスクロールする。
内容を確認して「Agree and send request to access repo」をタップ。
もう一度「Authorize(認証)」をタップ。
Gemma 3nの利用申請画面が開くので、氏名とメールアドレスを入力。
規約とライセンスをよく読んだらチェックを入れ「Accept」をクリック。
以上で手続きは完了、Gemma 3nのダウンロードが始まる。3.1GBあるのでWi-Fiに接続して気長に待とう。
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