モーター×V12エンジン=1015馬力の衝撃! ランボルギーニ「レヴエルト」が示すスーパーカーの未来
2025年06月01日 15時00分更新
本気の走りは試せなかったが
V12の咆吼を聞けただけで満足
肝心の走りですが……冒頭に書いたとおり、この日は運悪くどこに行っても渋滞で、一般道はほとんどEVモードで走り、バッテリーがなくなってくるとV12エンジンが起動して充電してくれるの繰り返しでした。ただ、EVモードはさすがに静かで、朝早くや夜遅くに住宅街を運転するには最高です。これで国道や高速まで移動すればいいのです。
最初、「こんな静かなの、ランボルギーニに乗ってる気がしないよ!」とも思ったのですが、一般道だと目立ちすぎるので、途中からこれはこれでいいなとなりました。しかも、充電速度が速いので、信号待ちなどで止まっているだけでグングン充電されます。
首都高湾岸線で一瞬だけ(300mほど)、前が空いた瞬間があり、ここでV12の咆吼を聞くべくアクセルを踏み込んだのですが、背中がシートに押しつけられる感覚を味わえました。EVモードでスーっと走り、突然「ドドドド!」と重低音が車内にも車外にも響き渡る、このギャップがレヴエルトの魅力かもしれません。
加速したあと、すぐに前が詰まったのでブレーキを踏みましたが、手前からよく効くので、一瞬で止まれました。速いクルマはそれを受け止めるためのブレーキシステムもしっかり作られているのです。
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