COMPUTEX TAIPEI 2025のNoctuaブースでは、4月に日本で行われたイベントでも展示されたCPUクーラー「Thermosiphon development project」のデモが行なわれていた。こちらも2026年の発売を目指しているという。
見た目はオールインワン型水冷ユニットのような「Thermosiphon development project」だが、ノイズの発生源のひとつであるポンプユニットがない「二相サーモサイフォン式クーラー」を採用するのが特徴。具体的には、CPUから発せられた熱は、特殊な冷媒液が入ったブロック部分で冷却され気化する。その後、ラジエーター側に移動した蒸気が、今度は冷却ファンで冷やされ液体に戻ってブロック部分へと循環する仕組みだ。
設置方向が限定されるなど自作シーンで使うにはまだまだ問題がありそうだが、ユニークなアプローチであることは確か。発売までは時間がかかりそうだが、興味深い製品と言えそうだ。
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