XPGの新CPUクーラーは空冷・水冷それぞれの分野で最新技術と使いやすさを両立、液晶付きでビジュアル面も充実
2025年05月26日 14時00分更新
XPG、空冷&簡易水冷の新型CPUクーラーを披露
台湾で開催された世界最大級のIT展示会「COMPUTEX TAIPEI 2025」において、ADATAのゲーミングブランド「XPG」が最新の冷却ソリューションを展示した。注目は、初披露となる空冷CPUクーラー「MAESTRO PLUS」シリーズと、新たなフラッグシップモデルの簡易水冷CPUクーラー「LEVANTE VIEW 360」シリーズだ。
空冷CPUクーラー「MAESTRO PLUS 62DA」は、デュアルタワー設計を採用し、最大250WのTDPに対応する高冷却性能モデル。LGA 1851とSocket AM5に対応し、現行および次世代プラットフォームとの互換性も万全だ。
搭載された小型デジタルディスプレーは、システムの状態をリアルタイムで表示し、視認性も良好。ファンやディスプレーにはRGBライティングが組み込まれており、ビジュアル面でもゲーミングPCにふさわしい演出を提供する。
簡易水冷CPUクーラー「XPG LEVANTE VIEW PRO 360」は、視認性と機能性を高めた3.95型LCDディスプレーをポンプ部に搭載。システムの情報やカスタマイズ可能なグラフィックを表示できる仕様で、マグネット式のアタッチメント設計により取り付けも簡単だ。
さらに、アドレサブルRGB対応のPWMファンがあらかじめ組み込まれており、面倒な準備なしで美しいイルミネーションと冷却性能を同時に体験できる。LGA 1851とSocket AM5に対応する、XPGの技術が詰まったハイエンドモデルだ。
展示された2製品は、空冷・水冷それぞれの分野で最新の技術と使いやすさを両立した魅力的なCPUクーラーだ。MAESTRO PLUS 62DAは、250W対応の高い冷却性能に加え、デジタルディスプレーやRGBライティングによってビジュアル面も充実。一方のLEVANTE VIEW PRO 360は、デュアルLCDとマグネット着脱式の設計で、組み立てやカスタマイズがスムーズな点が光る。
担当者によれば、現時点で日本での発売時期や価格は未定とのこと。ただし、日本市場への関心は高いので今後の展開には期待できる。冷却性能だけでなく、ユーザビリティーとデザインにもこだわった製品として、登場が待ち遠しいところだ。
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