日本に合ったコンパクトな家庭用モデルや省スペースな商業施設向けステーションも見た
MSIってEV充電製品も出してるの? 日本でも展開予定の製品をCOMPUTEXで見てきた
2025年05月25日 09時00分更新
PCパーツやディスプレーなど幅広い製品を展開するMSI。日本では、パソコン関連製品や周辺機器のメーカーとして有名だが、実はそれ以外の製品も幅広く展開しているのはご存知だろうか。その1つが、EV関連製品だ。
COMPUTEX TAIPEI 2025では、もちろんパソコン関連製品のブースを展開していたが、それ以外にも、EV関連製品のブースも展開していた。とくにEV向けの充電ステーションは日本でも展開しており、ブースに展示してある製品についても、日本での販売を視野に入れいているモデルが複数あった。
コンパクトで車に乗せて持ち運びも可能なEZgo
日本市場向けに一番人気が出そうだなと感じたのが、車に乗せて持ち運びも可能なコンパクトサイズの「EZgo」。7~11kWで充電可能なほか、充電口は日本で使われている規格「SAE J1772(Type1)」のケーブルもしっかりと用意されている。
同社の「aConnect App」と連携すれば、アプリ上で遠隔制御やコスト節約のための充電スケジューリング、電流制御、充電履歴の確認などが可能だ。カラーはシルバーとホワイトの2モデルが用意されている。マンションが多い日本の家屋事情でEVの充電を考える際に、やはりコンパクトさは重要だと思う。そのため、一軒家で充電ステーションを駐車場やガレージに設置できるという人以外は、こちらのモデルが最適といえるだろう。
家庭用でもう1機種展示されていたのは「EV Life」。14.4kW/60Aで充電が可能で、こちらもaConnect Appと連動可能。基本的には壁に取り付けるタイプとなるが、オプションでポールも用意している。
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