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GeForce RTX 5060 Ti搭載PCでは世界最小(ZOTAC調べ)

ミニPCで高スペックなAIPCなど、ZOTACの新製品は“コンパクトかつパワフル”

2025年05月23日 21時38分更新

ユーザーの声を反映してパワーアップしたハンドヘルドパソコン

「ZONE GAMING HANDHELD(PROTOTYPE)」

 次に紹介したいのが、ハンドヘルドパソコンだ。ZOTACは昨年に「ZOTAC GAMING ZONE」を発売していた。こちらは、Ryzen 7 8840U、Radeon 780M グラフィックス、16GBメモリー、512GB SSDという構成だが、今回展示されていた新しいモデル「ZONE GAMING HANDHELD(PROTOTYPE)」は、Ryzen AI 9 HX 370、Radeon 890M グラフィックス、24GB/32GBメモリー、1TB SSDという構成になっている。なお、筐体に変更はない。

 ZOTACとしては、従来のZOTAC GAMING ZONEのスペックが、性能と価格のバランスを鑑みてもベストだと考えていたが、ユーザーからもう少し高いスペックのモデルがほしいという声があったため、今回のモデルを用意したとのことだ。そのため、こちらがベースのモデルというわけではなく、ベースはZOTAC GAMING ZONEで、ZONE GAMING HANDHELD(PROTOTYPE)はその上位モデルという位置づけになるそうだ。

 今年のZOTACのブースでは、“小さいけどパワフル”という製品が多く展示されていたのが印象的だった。コンセプトモデルも多かったが、これは発売に期待と感じる製品がほとんどだったため、今後の動向も気になるところだ。もしほしい製品があるという人は、ZOTACからの続報を待とう。

 なお、ZOTACのビデオカードは別の記事でレポートしている。

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