NZXTはCOMPUTEX TAIPEI 2025の開催に合わせてグランドハイアット台北でプライベート展示会を開催。新型PCケース「H9 Flow」と「H3 Flow」を展示していた。いずれも国内では30日(金)から販売が開始される。
「H9 Flow」といえば2023年に発売された同じ製品名のモデルが存在する。今回登場した製品は、メーカー担当者いわく「エアフローを改善したいわば2025年モデル」というもの。マザーボードとビデオカードを搭載する表面と、電源やストレージ類を搭載する裏面に分れるデュアルチャンバーを採用する基本構造に変更はないものの、従来モデルではマザーボード右のサイドに搭載されていたリバースファンを角度を付けた斜めに配置することで、よりエアフローが効率化しているという。
なお、採用されるファンはサイド3つが140mm「F140Q(CV)」リア1基が120mm「F120Q(CV)」。合計で10基のファンをサポートするほか、トップパネルには最大420mmまでのラジエータースペースを備える。拡張性の高さもアピールしていた。
もうひとつ、メーカー担当者が「日本市場に向いていると思うがどうだろうか?」と語っていたのが「H3 Flow」だ。Micro ATX対応のコンパクトなモデルで、売価想定もNZXT製ケースとしてはリーズナブルな1万780円と攻めた価格設定にしたという。
ラジエータースペースとしてフロント最大280mm、トップ最大240mmが確保されているが「トップにラジエーター、フロントに140mmファンを2基という構成がオススメ」としていた。安価ながら作りもしっかりとしており人気となりそうなミニタワーケースといえそうだ。
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