COMPUTEX 2025「be quiet!」ブースを現地レポート
be quiet!の音がしないキーボード、着脱式テンキーがおもしろい
2025年05月28日 15時00分更新
冷却と静音を両立する水冷「PURE LOOP 3」
冷却性能に加え、静音性を求めるユーザーに向けて登場したのが「PURE LOOP 3」。PWM制御に対応した高性能ファン(PURE LOOP 3には「PURE WINGS 3」、PURE LOOP 3 LXには「LIGHT WINGS LX」)を組み合わせることで、しっかり冷やしながらも動作音を抑えます。
チューブは取り回しやすく柔軟性があります。ウォーターブロック側に設けられたリフィルポートによって冷却液の補充も簡単。メンテナンス性も優れていますね。
また、アドレサブルRGBライティングを搭載しており、ヘッド部分のライティングは多彩な演出が可能です。ヘッドのデザインは、10種類のシートに交換できるほか、透明なシートも付属するため、シールなどを貼り付けて好みのデザインにもカスタマイズできます。
実機を前にして、テストで回転している様子から感じたのは、やはりとにかく静かということ。近くで耳を澄ませてもポンプ音が気にならない驚きの簡易水冷です。冷却力を重視しつつも、静音性を犠牲にしたくない人には、まさにピッタリの1台。
PCケースに木を加える「Light Base 900」スタンド
be quiet!のフラッグシップPCケース「Light Base 900」については、以前の記事でも詳しく紹介しました。
「Light Base 900」の詳細は、こちら
be quiet!の「Light Base 900 FX」。都内1Kのアパートに住む筆者にとっては魅力的すぎます。コレほしぃ……
このケースの特徴は、脚部パーツを付け替えることで「通常配置」「倒立配置」「横置き」の3つのレイアウトを選択できる自由度の高さです。PCケースの置き方が自由な点は、部屋のレイアウトと戦っている自作ユーザーにとってはうれしいですね。
そしてCOMPUTEX TAIPEI 2025では、「Light Base 900」の専用スタンドが新たに登場。このスタンドは、ケースを縦置きした際に下部へ取り付けるタイプで、素材はなんと木材を採用。Light Base 900の筐体とのコントラストが美しく、自然素材ならではの柔らかな印象があります。最近のPCケーストレンドをしっかり掴んだ追加オプションです。
さらに、スタンド自体が空洞になっている点にも注目。装着しても通気性を妨げず、内部からの熱を効率よく逃がせる設計です。デザイン性と実用性を両立したこのスタンドは「Light Base 900」のPC稼働に良いアシストをしてくれそうです。
発売未定だが、日本で展開する意欲あり。JapanにCome on!
COMPUTEX TAIPEI 2025のbe quiet!ブースでは、静音性と機能性を両立した新製品が並びました。静かな操作感と高いカスタマイズ性のゲーミングキーボード「DARK MOUNT」、扱いやすさと冷却性能を兼ね備えた水冷CPUクーラー「PURE LOOP 3」、そして「Light Base 900」にぬくもりを加える木製スタンドまで、be quiet!のこだわを感じる製品がラインアップ。
日本での発売時期や価格など、詳細な情報は現在まだ未定のようです。しかし、静かなPC環境を目指すなら、be quiet!が今回発表した製品は発売が待ち遠しいですね。続報を楽しみに待ちましょう!
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