COMPUTEX2025のMSIブースで気になったPCパーツをチェック
編集部奥地で見たことある、シングルファンビデオカードに最新技術をプラスしたコンセプトモデルが気になって仕方ない
2025年05月21日 11時00分更新
MSIは、5月20日から開催中の「COMPUTEX TAIPEI 2025」にブースを出展している。ブースでは、同社の新たなテクノロジーの参考出展のほか、PCパーツやデスクトップ、ノートパソコン、ハンドヘルドパソコン、デバイスなど、多くの新製品が展示してあった。
この記事では、その中からPCパーツに焦点を当てて紹介する。なお、ディスプレーの新製品についてはコチラの記事をチェックしてほしい。
ユーザーの声からTOMAHAWKにホワイトモデルが登場
まずは、マザーボードから。裏配線を採用するX870Eマザーボード「MAG X870E TOMAHAWK WIFI PZ」が登場。裏配線を採用することでケース左サイドから見たときにこまごまとしたケーブルがまったく見えないのが特徴。加えて、ホワイトとシルバーを組み合わせることで、自作パソコンでホワイトに統一したいときにありがたいカラーとなっている。
ホワイトで統一したパソコンを自作する際のマザーボードの選択肢としてどのモデルにしようか悩んでいたところ、ユーザーから「TOMAHAWKでいんじゃね?」という声が多かったため、新モデルではこのカラーにしたのだという。
また、MAG X870E TOMAHAWK WIFI PZをATXケース「MAG PANO 130R PZ」に組み込んだパソコンも展示してあった。前面もガラスパネルを採用するピラーレスケースで、インターフェースは左サイド下部に配置。前面の吸気口部分は斜めになっており、これはTOMAHAWKをはじめとしたマザーボードのIO部分のヒートシンクの斜めのデザインと合うように設計しているとのことだ。
続いて展示してあったのが、X870Eマザーボード「MEG X870E ACE」。こちらのIOパネルのヒートシンク部分にデザインされたドラゴンは、複数の層に分かれていることによって、ドラゴンが浮かび上がっているように見える。M.2のヒートシンクには、ACEと浮かび上がるのもポイントだ。
なお、本モデルは10Gbit イーサネットに対応する有線LAN端子を搭載。これまで10Gbit イーサネットはハイエンドモデルにしか搭載していなかったが、そのラインアップと比べると少し下のモデルとなるMEG X870E ACEに採用することで、より手の届きやすい価格帯でも10Gbit イーサネットを選択できるようになったという。
Mini ITXだけどM.2を3枚積めるマザーボード登場
Mini ITXマザーボードとしては、X870「MPG X870I EDGE TI WIFI」、B850「MPG B850I EDGE TI WIFI」B860「MPG B860I EDGE TI WIFI」の3モデルが展示されていた。
MPG X870I EDGE TI WIFIには、拡張カードが備わっており、この拡張カードの裏面にはM.2スロットも採用されている。これにより、合計3基のM.2 SSDを搭載可能な拡張性もポイントとなっている。デザインもホワイトとシルバーを基調としたモデルになっているのも印象的だった。
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