ケーブル1本でマルチディスプレーを構築
次は、JN-DMD-IPS185Fのインターフェースを見てみよう。映像入力端子は各画面にUSB Type-CとMini HDMIが独立してある。映像のリフレッシュレートはいずれも100Hz。一般的な製品よりもなめらかな映像を表示できる。ゲーミングディスプレーとしても活躍できるかもしれない。
インターフェースはヒンジ付近で、各端子の間にちょっとしたスペースがある。左のブロックは下画面用、右のブロックは上画面用の入力端子と分かれているわけだ。
試しに、筆者のノートPCをJN-DMD-IPS185Fに接続してみた。ノートPCはHDMIかUSB Type-Cで映像出力できるモデルだが、今回は付属のUSB Type-Cケーブルを使用している。
「端子がたくさんあるからマルチディスプレーってめんどうなんじゃないの、ええ?」と疑っている人もいるかもしれないが、どうか安心してほしい。JN-DMD-IPS185Fはケーブル1本で合計3画面のマルチディスプレーを構築できた。
本機を試用してみて、”初心者でも簡単に扱える設計”に好感を抱いた。接続方法はとても簡単で、USB Type-CやMini HDMIの入力端子にケーブルを1本挿すだけ。この”〇〇するだけ”というシンプルさがとにかくすばらしい。
PC側で「ディスプレーの詳細設定」を見ると、出力先の解像度(1920×2160ドット)が反映されていた。ノートPCなら接続してから画面の複製や拡張といった設定を行う必要はあるが、どちらか一方を選ぶだけの単純作業なので面倒ではないはずだ。
ケーブル1本でマルチディスプレーを構築でき、上下用のわかりやすいインターフェースを考えると、JN-DMD-IPS185Fは初心者にうってつけのモデルと言えるだろう。やさしいね、JAPANNEXT(ニッコリ)。
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