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AI機能を駆使したAndroidタブレットならここまでできる!

自分の創造力を超えた作品の完成も! 「Lenovo Yoga Tab Plus」を使ってクリエイティブの世界を存分に駆け回れ!

2025年06月11日 11時00分更新

文● 岩渕 茂 編集●ASCII
提供: レノボ・ジャパン

音声をリアルタイムに字幕化する「AI字幕」も超便利!
クリエイティブな作業にガンガン使えるアプリもプリインストール

 クリエイティブな作業をするなら、プリインストールされた「Adobe Express」が便利。特筆すべきは、AIによってテキストプロンプトから魅力的な画像を生成する「text-to-image」だ。これにより、誰でも簡単にアイデアを視覚化できる。

「Adobe Express」はテキストプロンプトを入力するだけで、手軽に画像を生成できる

 写真のレタッチやイラスト制作にも対応。「Adobe Lightroom」のプレミアム機能を使えば、ジェネレーティブAIで不要なものを消したり、ぼかしを追加したりと、プロ顔負けの写真編集が簡単に行える。また、「CLIP Studio PAINT」もインストールされているので、本格的なイラスト制作も可能だ。

「Adobe Lightroom」は、AIを使ってRAW現像を効率化できる

Lenovo Tab Pen Proを使えば、「CLIP Studio PAINT」でのイラスト制作もはかどる

 また、ビジネスに活用できるパーソナルアシスタント「Lenovo AI Now」もプリインストール。これは、デバイス内にPDF、Word、PowerPointといったドキュメントを保存しておくと、文書の瞬時な検索・取得が可能。保存したドキュメントの情報だけを収集し、提案や要約を作成できるので、回答にノイズが入らないのが特徴だ。

 最近話題になっているGoogleの「NotebookLM」に近い機能を持つアプリだが、「NotebookLM」はクラウドで処理するのに対し、「Lenovo AI Now」はすべてローカルで処理を行う。これにより、高速かつ安全に利用できるのが大きな強みと言える。

 ただし、現時点では英語のみの対応となっており、日本語は将来的に利用できるようになる予定。この機能が日本語で活用できるようになれば、かなり強力なツールとして活躍してくれるだろう。

「Lenovo AI Now」は、端末内のドキュメントだけでAIが回答してくれるアプリ。特定の資料を元に回答するので、ハルシネーション(事実とは異なる情報)を減らせるのが特徴。現在は、英語のドキュメントにのみ対応している

 さらに、「ラボの機能」内にある「AI字幕」という自動字幕起こし機能もビジネスで重宝しそうだ。画面上で出力される音声や、マイクに向かって話しかけた内容をリアルタイムで字幕化してくれる。この機能は、1日2時間までという制限はあるものの、日本語にも対応しているので、会議やインタビューの記録に重宝するだろう。

「AI字幕」機能は、再生中の動画や話しかけた音声をそのまま字幕化してくれる機能。このAI機能は日本語でも使える

 AIを使ううえで気になるのはセキュリティー面だが、専用の「セキュリティ・プロセッシング・ユニット(SPU)」を搭載し、生体認証データも暗号化して保存される。さらに、データがローカルで処理されるため、クラウドに送信される心配がない。よって、プライバシーを重視するユーザーでも安心して使える。

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