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 「東京国際展示場」という名前だけを聞いたとき、どんな建物だっけ……となってしまいませんか? でも、「東京ビッグサイト」という名前、そして建物の外見を見ると、「あ、あれね! コミケの会場!」となりません?

 それほど特徴的なデザインをしている同施設ですが、1990年代生まれの筆者にはマンガ「遊☆戯☆王」の主人公・武藤遊戯が首から下げていた「千年パズル」に見えます(自分だけ?)。

 それはともかく、東京ビッグサイトです。東京ビッグサイトが運営するコンベンション・センター、東京国際展示場。運営会社名と同じ“東京ビッグサイト”の愛称で親しまれています。いつ建てられて、どれくらいの広さなのかを意外と知らない人も多いのでは、と思ったのでちょっと記事にしてみた次第です。

 まず開業ですが、1996年とのことで、今年で29年目を迎えます。中央区晴海にあった東京国際見本市会場の後継となる施設として建てられた施設となるそう。ほぼ30年前ということで、なかなか歴史のある建物ですね。開業したときはこんな特徴的なデザインですし、さぞ話題を呼んだのではないでしょうか。

 2007年度は、開業以来最多となる1288万人が来場したそうで、同年7月20日には、通算来場者数が1億人を突破。日本の人口がおよそ1.2億人なので、ほぼ日本の人口と同じ人数が来ちゃっています。

 展示面積は2016年と2019年の施設拡張を受け、11.5万m2の広さをほこります(仮設展示場含む)。はい、わかりませんね。東京ドームおよそ2.4個分らしいです。けっこう大きい!

  冒頭で話したとおり、世界最大の同人即売会「コミックマーケット」の会場となっているほか、国際的なイベントでもある「東京モーターショー」や「AnimeJapan」、ASCII編集部でいうと「Japan IT Week」(IT展示会)などで馴染みがあります。

 コミックマーケットは先述した東京国際見本市会場などで開催されていた時期もあったのですが、1990年代生まれの筆者にとっては、コミケ=ビッグサイトというイメージがあります。

セブン、ローソン、ファミリーマート、実は全部入ってます

アート作品も。「外のデカいノコギリ」で覚えている人もいるかも

 展示場所としてのイメージが強いですが、コンビニ(セブン、ローソン、ファミリーマート)やカフェ、レストラン、1000人を収容する国際会議場、大小22の会議室なども入っています。アート作品なども常設されているようです。

 目的がないと行きにくいかも……な施設ではありますが、行ってみると面白い発見があるかも。5月17〜18日、東京ビッグサイトで開催されている「TOKYO GX ACTION CHANGING」は入場無料です。この機会に、広大な敷地をぐるりと探索してみては?

 ただし、めっちゃ広いので、歩きやすい靴で来てくださいね。

開催概要

イベント名: TOKYO GX ACTION CHANGING 〜未来を変える脱炭素アクション〜
日程: 2025年5月17日(土)〜5月18日(日)9:30〜18:30(南展示棟は17:00まで)
場所: 東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)東展示棟1〜3ホール/南展示棟1〜4ホール
公式サイトhttps://tokyo-gx-action.jp/event2025/
アクセス: りんかい線「国際展示場」駅、ゆりかもめ「東京ビッグサイト」駅すぐ
入場料: 無料(一部有料コンテンツあり)

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