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Copilot+ PCに準拠したUMPCとして利用もできるMSI「Claw-8-AI+A2VM-201JP」

これは欲しい!Core Ultra 7 258V搭載で性能アップ、操作も向上、大幅刷新した最新のポータブルゲーミングPCレビュー

2025年05月23日 11時30分更新

文● 飯島範久 編集●三宅/ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

8インチあるとプレイしていて没入感がある

本体が約795gあるので、長時間プレイするには机や太ももなどで腕を支えるのがいい

 早速プレイしてみた。本体が約795gあるため、ずっと持った状態でのプレイはさすがに腕が疲れてくるが、座りながら机や太ももの上で支えるようにすれば、まったく問題ない。スティックは微妙な入力もでき、トリガーボタンもアクセルやブレーキに使っても違和感がなかった。Xboxのゲームコントローラーと遜色ないプレイ感だ。

 8インチで発色のいいディスプレーは、顔を近づけてプレイすると、かなりの没入感がある。音も2WのHi-Res対応ステレオスピーカーでサラウンド感があり、Hi-Res対応ヘッドホンを接続すれば、高音質な音楽も楽しめる。

 基本はWindowsの画面で操作するが、システム管理ソフト「MSI Center M」が用意されており、ボタンひとつで呼び出せるようになっている。ゲームのインストールや起動のほか、パフォーマンス設定などが行なえる。また、クイックセッティング画面も用意されており、こちらも1ボタンで呼び出せる。

システム管理ソフト「MSI Center M」では、インストールされたゲームをすぐに呼び出したり、新規に登録したりできる。また、各種設定もここから行なえる

「パフォーマンス設定」では、AIエンジンによる最適なパフォーマンスへ自動的に変更してくれる

スピーカーとマイクにはノイズキャンセリング機能が備わっており、ボイスチャットしながらのプレイ時に役立つ

簡易メニュー機能も用意されており、各種設定にアクセスできる

 では、性能的にはどうなのか、各種ベンチマークテストを実行してみた。計測には、パフォーマンス設定で「手動」にし、「TDP設定」を「8W」と「30W」の2パターンで実行している。また、電源ケーブルを接続した状態で行なった。

「パフォーマンス設定」で「手動」にすると「TDP設定」ができ、8W/17W/30Wの3つから選択できる

 まずは、アプリの動作性能をチェックする「PCMark 10」から。結果は、TDP 30Wでスコアが7273、TDP 8Wで6591と、Windowsとしてはいずれも余裕のあるパフォーマンスであることを示している。

PCMark 10のスコア

 続いて、3D性能をチェックする3DMarkでは、「Night Raid」「Fire Strike」「Time Spy」の3つを実行した。

3DMarkのスコア

 結果は、PCMark 10よりもTDPの違いで明らかな差が生まれた。Night Raidでは、TDP 30Wが36253に対しTDP 8Wが15247と倍以上のスコア差をつけている。ほかも同様で、3DCGゲームをする際は、TDP 30Wの設定でプレイするのがよさそうだ。

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