アメリカで人気のPCケース、日本上陸
アメリカ発のPCゲーミングブランド「Okinos」(オキノス)が日本に登場。PCパーツなどの国内販売代理店としてリンクスインターナショナルが取り扱いをスタートし、Amazon(日本)などで販売が見られる予定だ。
先日開催されたリンクスインターナショナルの新製品発表会では、5月17日に発売となる同ブランドの新PCケースが披露された。本記事では、発表会で見られたPCケースのデザインや機能性、デザインや機能性、独自の特徴を紹介しよう。
「Okinos」が提案する新PCケース
PCケースは、ゲーミングPCの外観だけでなく、冷却性能や拡張性にも大きく影響する重要なPCパーツ。そんなPCケースに、Okinosはデザイン性と機能性の両方を兼ね備えたモデルを提案する。
■木材が映えるミドルタワーケース
「Okinos Cypress 7」は、ATX対応のミドルタワーPCケース。天然木材の温かみと高級感が、モダンなPCビルドに独自の個性を付け加える。サイドパネルは強化ガラスを採用し、ケース内部の確認やメンテナンスが容易に行なえる点もポイントだ。
冷却性能も充実しており、120mmファンを前面に3基、背面に1基の計4基を標準搭載。さらに、最大11基の120mmファンや、最大360mmのラジエーターの取り付けにも対応し、エアフローの最適化が可能だ。ストレージは2.5型SSDを最大5台まで搭載でき、拡張性にも優れている。フロントの入出力端子はUSB Type-A(3.0)×2、USB Type-C(3.2 Gen 2)、オーディオジャック、電源スイッチを備える。
ほかにも、「Cypress 5 AIR/ARGB」「Cypress 3 ARGB」「Cypress 3 Wood」など、フロントパネルに木材を使用するモデルがラインアップ。デザインやサイズ、冷却構造が異なるため、自分のPCビルドに最適なモデルを選ぶ際はぜひ検討してほしい。
■PC内部の光を美しく魅せるピラーレスケース
「Okinos Aqua 9 ARGB」は、ATX対応ピラーレスPCケース。前面と側面に強化ガラスパネルを搭載し、ケース内部のパーツやライティングを美しく演出する。標準で5基の120mmアドレサブルRGBファンを装備し、トップ、ボトム、サイド、リアに最大で8個の120mmファンを装備可能。また、トップとサイドに最大360mmのラジエーターを2台同時に搭載できる。
裏配線マザーボードに対応し、最大41mmの裏配線スペースを確保。ケーブルマネジメントが容易で、PC内部をすっきりと保てる。拡張カードスペースは最大420mmまで対応し、ハイエンドGPUの搭載も可能だ。フロントの入出力端子はUSB Type-A(3.0)×2、USB Type-C(3.2 Gen 2)、オーディオジャック、電源スイッチ、LEDスイッチを搭載する。
さらにもう一つ、ピラーレスPCケース「Aqua 93」もラインアップ。こちらは前面、側面、天面の三面に強化ガラスを搭載したモデルだ。内部構造を主張しながら冷却性能も追求したデザインが特徴の「Aquaシリーズ」に注目したい。
■コンパクトなキューブ型のケース
「Okinos Mirage 4 ARGB」は、Micro-ATX対応のピラーレスPCケース。標準で3基の120mmアドレサブルRGBファンを装備し、最大で5基のファンと、最大240mmのラジエーターの取り付けにも対応する。
裏配線スペースは最大95mmを確保し、ケーブルマネジメントも容易。キューブ型でコンパクトなデザイン性もあり、かつ機能性を兼ね備えた、限られたスペースでも映えるピラーレスPCケースだ。
さまざまな独自性が見えるOkinosのPCケース
今回登場したOkinosのPCケースは、それぞれの個性を持ちながらも、独自のデザイン性と冷却性能が見られた。ウォルナット材を使用した「Cypress 7」はナチュラルな温かみが魅力であり、「Aqua 9 ARGB」はピラーレス構造と強化ガラスパネルで内部をキレイに演出。コンパクトなキューブ型の「Mirage 4 ARGB」は、小型PCビルドに最適なサイズ感ながら、冷却性も妥協しない設計が特徴だ。
インテリア性と機能性を兼ね備えた製品として存在感を放つOkinosのPCケース。各モデルの詳細を踏まえ、自分のPCビルドに最適なケースを見つけてみてはいかがだろうか。
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