週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

JN-IPS276SDQHD-HSPC6-CMSをレビュー

2560×2880ドットの16:18でWEBカメラ付きのクセ強27.6型ディスプレーが意外なほど便利だった件

2025年05月18日 10時00分更新

文● いちえもん 編集●ジサトライッペイ/ASCII
提供: 株式会社JAPANNEXT

16:18ならではの利便性とクセ

 実際にJN-IPS276SDQHD-HSPC6-CMSを使ってみると、やや縦長の作業領域はとても実用的だった。例えば、ウェブページの全画面表示でもほどよいサイズ感だし、YouTubeなどの横長ウィンドウ系なら上下に2つ並べてもいい。

2560×2880ドットの16:18でWEBカメラ付きのクセ強27.6型ディスプレーが意外なほど便利だった件

ノートPCを接続し、画面拡張をした様子。仕事用のサブディスプレーとして重宝しまくりそうな予感

2560×2880ドットの16:18でWEBカメラ付きのクセ強27.6型ディスプレーが意外なほど便利だった件

ウェブブラウザーのウィンドウを上下で並べるとこんな感じ

 また、画面を右に90度傾けられるピボット機能も便利。解像度がやや縦長の2560×2880ドットから、やや横長の2880×2560ドットになるわけだが、ウェブブラウザーのウィンドウを2つ横に並べると、電子書籍の見開き表示のような感覚で閲覧できる。

2560×2880ドットの16:18でWEBカメラ付きのクセ強27.6型ディスプレーが意外なほど便利だった件

ピボットは縦に長いウェブサイトを2ページ並べるとほどよいサイズ感に

 では、ゲーミング用途ならどうか? まずは試しにPlayStation 5を接続してみた。しかし、PlayStation 5は16:18のアスペクト比に非対応のため、縦長に引き延ばされた状態で表示されてしまった。

2560×2880ドットの16:18でWEBカメラ付きのクセ強27.6型ディスプレーが意外なほど便利だった件

PlayStation 5は16:9に最適化しているため、それ以外のアスペクト比のディスプレーでは正しく出力されないようだ

 この妙な表示が気にならない人なら、落ちものパズルや縦型シューティング系のゲームはなんとか遊べそうだが、無理せずOSDのPBP機能で16:9の2画面に分けて、片側をPlayStation 5専用にしたほうがいいだろう。

2560×2880ドットの16:18でWEBカメラ付きのクセ強27.6型ディスプレーが意外なほど便利だった件

PBPやPIPといった、2台のデバイスを同時表示できるマルチウィンドウ機能もサポート

 JN-IPS276SDQHD-HSPC6-CMSはsRGB:100%、DCI-P3:97%、輝度:300cd/m²のIPSパネルを採用していることも特徴。加えて、狭額縁デザインと27.6型という大きさで没入感は案外高い。表示領域は4Kのほうが広いものの、WQHDを縦に2枚並べた新機軸はイロモノとは思いきや全然アリだった。

2560×2880ドットの16:18でWEBカメラ付きのクセ強27.6型ディスプレーが意外なほど便利だった件

sRGB:100%、DCI-P3:97%のIPSパネルを採用

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります