15年前は主流じゃなかった簡易水冷クーラーに苦戦
大野さんを最も苦しめた工程が簡易水冷クーラーの取り付け。15年前にはあまり一般的ではなかったPCパーツですから、昔の経験を生かしづらい難易度高めの工程になります。
今回の構成の大ボスである簡易水冷クーラー(Antecの「Vortex Lum 360 ARGB White」)。もちろん、こちらも大野式開梱術で領域展開済みです
まずは簡易水冷クーラーをどの向きで組み込むかをイメージするところから。この確認を怠ると、あとで痛い目にあうことも……
まずはラジエーターにファンを固定します。ネジどめは「最初は軽く、最後にしっかりしめる」を徹底しておりました。ここも経験者ならではの知見ですな
再び説明書と対峙する大野さん。簡易水冷クーラーは構造が複雑なので、ここは慎重にいきたいところ
水枕まわりのリテンションパーツを取り付け
マザーボードの裏側からバックプレートを装着
CPUのグリスは5点盛りが大野流
ラジエーターは隙間に一時待機させ、水枕を固定します
ラジエーターをネジどめして
ケーブルを接続すれば、簡易水冷クーラーの組み込みは完了です。大野さんのお顔もだいぶ疲労の色が濃くなってまいりました
最後はビデオカード(ASRockの「Intel Arc B580 Steel Legend 12GB OC」)の装着です。まずは拡張スロットのブラケットカバーを外します
ビデオカードを固定して、6+2ピンの補助電源ケーブルを接続