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リコンとコントローラー2つの要素を持つレジェンド

Apex Legends新レジェンド「スパロー」はゾーン支配が得意、開発者インタビュー

2025年05月02日 00時00分更新

「Apex Legends」のシーズン25「エーペックスレジェンズ: プロディジー」では、新レジェンド「スパロー」が実装される

 エレクトロニック・アーツが展開する無料バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」では、シーズン25となる「エーペックスレジェンズ: プロディジー」が発表された。今シーズンでは、新レジェンド「スパロー」の実装や、ボセックのアップデートなどが実施される。

 まずは、エーペックスレジェンズ: プロディジーの概要についてざっくり紹介しよう。

新レジェンド「スパロー」は、俊敏な弓使い
ボセックリワークやアリーナ復活も!

スパローの戦術アビリティ「トラッカードローン」

 新レジェンド「スパロー」の戦術アビリティ「トラッカードローン」は、設置型の索敵ドローンにより、指定ゾーン以内の敵を自動でマーキング。範囲はあまり広くないが、ドローンは弓から発射するので、窓が開いている室内などにも投擲可能だ。

 ただし、ブラッドハウンドやシアの索敵と比べると、壁の後ろにいる敵を索敵する場合、その壁の前に撃っても反応せず、壁の後ろに撃つことで索敵できる。索敵すると一定時間場所と体力を示してくれる。

 アルティメットアビリティー「スティンガーボルト」はトラッカードローンと同じように放ち、周囲に6連続の電撃「エナジーブラスト」でダメージを与える。パッシブアビリティー「ダブルジャンプ」は、壁ジャンプが可能となり、高い機動力で障害物を難なく乗り越えることが可能だ。

 もう1つ、特徴的なのがボセックコンパウンドボウのアップデートだ。センチネルやランページのように、フラググレネードをチャージすることで、起爆する矢を発射できるようになる。敵に当たらずに床や壁に弓が刺ささっても、一定時間すると少し爆発してダメージを与えるようになる。

ボセックがリワーク

 そのほか、3対3のアリーナモードが復活。ランクマッチのアップデートや、パスファインダーの強化も実施する。こちらについては、公式のパッチノートもチェックしてほしい。

パスファインダーが強化されるとのこと

 今回は、新レジェンドとなるスパローについて、Narrative DirectorのAmanda Doiron氏とSparrow Legend DesignerのJohn Ellenton氏にインタビューを実施したので紹介しよう。

リコンとコントローラー2つの要素を持つレジェンド
ゾーン支配ができる能力

バウンティーハンターのスパロー。能力としてはリコンとコントローラー2つの要素を持つ

──スパローは、どのようなコンセプトで開発されたのでしょうか。

John Ellenton氏:もともとはタクティカルなレジェンドとして開発していました。何らかのかたちで罠を設置して、敵の動きやポジションなどを把握することができるアビリティは最初から考えていて、そこからアーチャーとかハンターといったファンタジー的な人物として広がっていったという感じです。さらにそこから発展していって、アーチャーなので、アルティメットはゾーン支配できるような、コントロールできるようなものにしたらいいのではと考えました。イメージとしてはマーベルのホークアイといった感じです。

──今回のタイミングで索敵エージェントを増やした理由はありますか?

John Ellenton氏:現在のロースターを見たところ、そろそろ索敵のレジェンドを加えてもいいのかなと判断しました。リコンで前に実装したのがバンテージですから。ロースターを見たところ、例えばコントローヤーやリコンが足りないなと感じていました。スパローという新レジェンドは、リコンとコントローラーの2つの要素を持っているんです。トラップを設置できますし、偵察の能力もある。従来のコースティックのようなトラップの付け方ではないですが、両方の要素を持っているとはいえます。今のロースターには、コントローラーとリコンの両方が足りないなとかんじていたので、このタイミングにしました。

──敵にスパローがいて、戦術アビリティ「トラッカードローン」で発見された際に破壊することはできますか?

John Ellenton氏:アビリティ自体の耐久力は弱いので、壊すことができます。また、たとえスキャンされたとしても少し猶予があります。大体2~3秒以内に壊せば、情報がすべてスパロー側に行くことはありません。ただ、それが破壊されたという情報は行くので、そこにいるということはバレてしまいます。

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