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【今月の自作PCレシピ】組み立てやすさを重視! 30万円切りで組む旬のRadeon RX 9070 XT搭載ゲーミングPC

AMD Ryzen&RadeonゲーミングPCを組もう

 CPUは、Ryzen 7 9700Xをチョイス。ゲーミングパフォーマンスこそゲーム特化のRyzen 7 9800X3Dに負けるが、9700Xは同じ8コア/16スレッドで6万円を切っている。総コストを抑えながら、十分なパフォーマンスを発揮するCPUと言える。

8コア/16スレッドCPUとなるRyzen 7 9700X

 CPUの性能を最大限に引き出すのに欠かせないCPUクーラー。紅谷さんのレシピでは、120mmファン搭載サイドフロータイプのCPS「RZ400V2-BK」を組み合わせ。十分な冷却性能とオールブラックのカッコいいデザインとなっている。

CPS製サイドフロー型CPUクーラーの「RZ400V2-BK」

ヒートシンクも含め、オールブラック仕様なのが良い。それでいて価格は3480円と安価

定番の取り付け方法で装着できるのでスムーズに作業できる

Radeon RX 9070 XT/9070で快適ゲーミング

 ビデオカードは、WQHDや4Kゲーミングを狙えるパフォーマンスを12万~14万円で実現し、今最も売れているRadeon RX 9070 XTを組み合わせている。

 GPUパフォーマンスも魅力だが、これまでよりも高画質なアップスケーリングを実現する「AMD FSR 4」や、ゲーム側の対応に関係なくフレームレートを爆上げする「AMD Fluid Motion Frames(AFMF)」といった機能で、快適なゲームプレイを実現する。

 そんなRadeon RX 9070 XT搭載ビデオカードは、SAPPHIRE「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 9070 XT GAMING 16GB GDDR6」を採用している。

Radeonの鉄板メーカーとなるSAPPHIREの「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 9070 XT GAMING 16GB GDDR6」

トリプルファンVGAクーラーを装備、静かに強力に冷却する

バックプレート。LEDギミックによる彩りはないが、ブラックベースにレッドラインが映えるデザインになっている

 Ryzen&Radeonを組み合わせることで、CPU、チップセット、ビデオカードのドライバー導入を、まとめて行なえるのもポイント。最新ドライバーをAMDのサイトからまとめてダウンロード、インストールすれば、自作PCの完成だ。

 コストを抑えつつ快適なゲーミング環境を整えたいなら、下位のRadeon RX 9070ビデオカードも推しという紅谷さん。絶対的なゲーミング性能はRadeon RX 9070 XTだが、性能を少し妥協することで静音性の向上や、消費電力の低下、コストダウンが可能だ。

RX 9070 XTとRX 9070の価格差は大きくないが、消費電力が低下し、扱いやすくなっている

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