Dell Pro 14 Plusポータブルモニター(P1425)のメリット
(1)コンパクトで持ち運びやすいサイズ
本体サイズは幅315.15×奥行4.60×高さ223.54mm(スタンドを含むと14.65mm)。また、スタンドが内蔵されているため、設置も簡単です。重量も約0.57kg(スタンドあり)と非常に軽量です。カバンに入れても邪魔になりません。ビジネス出張やリモートワークなど、様々なシーンで活躍します。また、スタンドが内蔵されているため、設置が簡単で角度調整(チルト角度は10〜90°)ができます。
内蔵スタンドで自立するタイプの製品ですが、縦長の状態でも利用できます。
(2)USB Type-Cだけでどこでも使える快適性
Dell Pro 14 Plusポータブルモニターは、USB Type-C(DisplayPort Alt Mode対応)接続に対応しており、1本のケーブルで映像出力と給電(最大65W)が可能です。左右に2基のUSB Type-Cを備えているのは使いやすく、パススルー給電にも対応しています。
(3)縦長での利用も可能
本体にはジャイロセンサーを内蔵しており、ユーティリティーを使わずに、本体の向きに応じて画面が自動で回転します。標準的な横長の状態で二画面を並べる使い方に加え、参考資料やウェブサイトなどは縦長の状態で表示したいなど、向きを頻繁に変えながら使うユーザーに適した1台です。
とはいえ、ここには注意したい
スピーカー非搭載、設置や接続の条件が自分の環境に合うかを確認
スタンドの調整範囲がやや限定的です。ノートパソコンと並べて二画面作業をするという観点では問題ないですが、ちょっとした時に物足りなさを感じることがあります。
また、HDMI端子は非搭載でスピーカーやイヤフォン端子も省かれています。音はノートパソコンから出せばいいので、特に問題はない気もしますが、インターフェースがUSB Type-C端子のみの対応で、HDMIやDisplayPortなどの他の接続端子もないので、パソコン以外の機器や古いパソコンとの接続には変換アダプターなどが必要になってしまいます。
詳細設定にはパソコンが必要
本体側で可能なのは明るさ調整程度で、細かな設定はパソコン用の専用ユーティリティー「Dell Display and Peripheral Manager」が必要です。画面の分割表示のカスタマイズや複数接続した場合の明るさ/コントラストの同期、時間帯によって明るさを変化させるスケジュール設定など、+αの機能が充実しています。このあたりは企業導入を意識した仕様なのかもしれません。
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