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MSIの23.6インチモニター「MAG 242C」をレビュー

物価高なのに性能アップで価格を下げるという、ありがたいゲーミングディスプレーを複数買いしたい

2025年04月25日 12時00分更新

文● 飯島範久 編集●三宅/ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

 ゲームミング機能としては、対応グラボとの組み合わせでカクつきやティアリングを抑える「Adaptive-Sync」機能を搭載。暗部を明るくし視認性を高める「ナイトビジョン」機能のほか、映像に合わせて輝度とコントラスト彩度を最適化する「AI Vision」機能を新たに搭載した。また、目の疲れを低減するアンチフリッカーや低ブルーライト機能も装備している。

「Adaptive-Sync」機能や「AI Vision」機能などはOSDの画面から設定できる

低ブルーライト機能も備えている

 インターフェースはHDMI 2.0b×1、DisplayPort 1.2a×1、ヘッドホン出力×1で、OSD画面はスティックタイプのナビキーで操作。直感的に操作できるので誰でも違和感なく設定できるはずだ。

インターフェースはHDMI 2.0b×1、DisplayPort 1.2a×1、ヘッドホン出力×1のみ。電源は内蔵だ

OSDの操作はMSIおなじみのスティックタイプのナビキー。下にあるボタンは電源

画面全体を把握しやすく、視線移動は少なめでプレイできる

「Blur Busters」のサイトのテスト画面を撮影。残像感はゼロではないが、テキストが横に流れるテロップの文字はしっかり読める

 実際に設置して使ってみた。24インチクラスで湾曲というのは、没入感を高めるというよりは、人間の視野に近い曲面にすることで、両端へ視線を送っても焦点距離があまり変わらない。そのため、見やすくて目の疲れも低減してくれるメリットがある。

 ゲームをプレイしてみたが、格闘系ゲームはこのサイズだと画面全体を、ほとんど視線を動かさずにプレイできるので、動きに集中できた。また、FPS系ゲームでは180Hzというリフレッシュレートを活かして、ヘタレな筆者でも滑らかな動きで移動もスムーズにこなせて、敵から逃げたり、追いかけたりすることが楽に感じた。

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