さっそく生成してみよう
インストールだけではなく使い方も実に簡単だ。基本は画面左上の「Image」エリアに開始フレームとなる画像を配置し、動きを指示するプロンプトを記述するだけだ。
なお、現在は「image 2 video」のみ対応しており「text 2 video」には対応していないので必ず開始画像が必要となる。
開始フレームにMidjourneyで作成した画像を配置。プロンプトは以下にしてみた。
プロンプト:Young woman drinking juice outdoors, smiling with enjoyment.
設定項目がいろいろ用意されているが今回はすべてデフォルトで試した。なお「Total Video Length(Second)」で動画の秒数(デフォルト5秒、最大120秒!)を変更できる。
「Start Generation」ボタンをクリックすると生成がスタートする。
なお、「Quick List」にはサンプルのプロンプトが表示されており、クリックすることで使用できる。
初回生成時には約30GBの推論に使うAIモデルをダウンロードするためスタートするまで少し時間がかかる。
生成中はこのように完成したところまでの動画がループ再生される。動画の後半(最後のフレーム)から逆算して生成しているのがよくわかる。
— kazuhiro taguchi (@tagkaz) April 21, 2025
パフォーマンスモニターを見ると、メインメモリー、ビデオメモリー共にかなりの消費だが問題なく動いてはいる。
約19分後、最初の動画が完成した。かなりいい感じではないだろうか。
FramePack pic.twitter.com/g5uxlY6Kch
— kazuhiro taguchi (@tagkaz) April 20, 2025
別の開始フレームでも試してみよう。なお、今回の画像はことわりがない場合すべて最近アップデートされたMidjourney V7で生成している。
プロンプト:Young woman notices us and waves her hand.
約12分で完成。こちらもかなりいい出来だ。手指も破綻していない。
Framepack pic.twitter.com/sA8A0Xcgz7
— kazuhiro taguchi (@tagkaz) April 21, 2025
アニメ風イラストでも試してみよう。こちらは「Total Video Length(Second)」を「10秒」に設定している。
プロンプト:The girl dances gracefully, with clear movements, full of charm.
カバンが両肩にかかっているのはご愛嬌。後半帳尻合わせのためか動きが早くなるのが少し気になる。
— kazuhiro taguchi (@tagkaz) April 21, 2025
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります








