ポスターなどを壁に貼るのに、文房具のステープラー(ホッチキス)を180度開いて押し付け、画鋲替わりに使ったことはないでしょうか。操作が簡単なうえ、次の針を打ち込むのに装填が不要となるため、次々作業できるのがいいところ。とくに、複数枚貼りまわるときに便利です。
これと同じ使い方をする工具が「タッカー」。文房具用より太くて長い針を使い、布や革、樹脂シート、薄手のベニヤ板などを木材に固定できるのが特徴です。
特殊な工具かと思いきや、結構イロイロな場所で使われています。例えば、家具。イスやソファの裏をのぞいてみましょう。表の布を張るのに、高確率でタッカーが使われています。
●タッカー作業がラクになる! 電動タイプという選択肢
タッカーは手動のものであれば2000円前後で手に入りますし、もっと力の弱いものでいいというのであれば、100均の330円商品にもあります。1つ持っていると、結構便利。布や革を張る以外にも、釘を打つまでもない薄板の固定、小さな木箱の作成、ボンドが乾くまでのズレ防止など、ちょっとした工作で役立ちます。
ただし、先に例で出したイスを見てもらうとわかりますが、布をピンッと張って留めるには、結構な数打ち込まなくてはなりません。これを手動でやるのかと考えると、やる気が出ませんよね。
手作業が厳しそうなら電動工具に頼ってしまうのがオススメです。ということで、コスパに優れた高儀の電動タッカー「DTK-45B」(実売価格 4500円)をお借りして試してみました。
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