マルチウィンドウが設定できるOSDは付属のリモコンで操作できる
OSDメニューの操作は背面のスティックのほか、なんと付属のリモコンでも行える。これだけでも手放しでほめたたえたいところだが、まずはスティックの操作方法から説明しよう。
スティックは長押しで電源のオンオフ、上下左右でカーソルの操作、スティックのワンクリックで決定となる。
OSDメニューでは入力の切り替えをはじめ、明るさ、コントラスト、色味などの画質も変更できる。ほかにもさまざまな設定があるが、マルチウィンドウはウルトラワイドモデルならではかもしれない。
マルチウィンドウ設定では、2つの入力映像を画面分割で表示する「PBP(ピクチャー・バイ・ピクチャー)」と、親画面とその上に表示する子画面に分ける「PIP(ピクチャー・イン・ピクチャー)」の2種類が選べる。
PBPの場合、1画面あたりの解像度は2560×2160ドットになる。正方形に近いアスペクト比になるので、使いどころは選ぶかもしれない。一方で、PIPなら親画面はデスクトップPCで、子画面には充電がてらスマホの画面を出しておくといった使い方もいいだろう。
そして、そんなOSDメニューもリモコンだとはるかに設定しやすい。背面にあるスティックやボタンの操作が苦手な筆者にとってはリモコンは神々しく、「アーサー王物語」のエクスカリバーに見えてしまうほど。「嗚呼、リモコン……」と感慨深い気持ちになれるのだ。ありがとう、リモコン……。
見やすい角度に調節できる昇降式多機能スタンド
昇降式多機能スタンドもまた、JN-5X40-Nの価値を高めている要素の1つだ。高さに加え、左右の回転(スイーベル)、前後の傾き(チルト)も調節でき、非常に使い勝手が良い。
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