JAPANNEXTのウルトラワイドディスプレーをレビューする機会はこれで2度目となる。1度目はすでに掲載している「JN-IPSC3752UWQHDPR-H-C65W」のレビュー記事。UWQHD+(3840×1600ドット)の37.5型湾曲モデルで、1台でマルチタスクをこなせる優れものだった。
対して、今回取り上げる機種は同社の「5K2K」(5120x2160ドット)の40型湾曲モデル「JN-5X40-N」。JN-IPSC3752UWQHDPR-H-C65Wよりも解像度と画面サイズがワンランク上で、直販価格は15万9800円となる。
……じゅ、15万9800円!?
リーズナブルをウリとするJAPANNEXTの製品にしてはかなり高額な部類だ。ただし、高価だからこその恩恵があるかもしれない。というわけで、実際に触って確かめてみようではないか。
5K2Kの作業領域はフルHDの約5.3倍
JN-5X40-Nの特徴、それは5120×2160ドットの5K2Kを採用していること。5K2KはフルHD(1920×1080ドット)の約5.3倍、WQHD(2560×1440ドット)の約1.8倍、4K(3840×2160ドット)の約1.3倍の面積を誇る解像度だ。
この解像度を採用するディスプレーは増えつつあるが、決して種類は多くないため、まだまだ珍しい部類に入る。おまけに、アスペクト比21:9による恩恵も強い。一般的な16:9よりも横長なので、作業効率が格段に向上するからだ。
例えば、ネットで調べごとをしながらテキストを入力する、攻略動画を見ながらゲームをするなど。ウルトラワイドディスプレーなら、1つの画面で複数のタスクを同時にこなせる。
広いデスクトップが欲しい人は、マルチディスプレーという選択肢もアリだ。しかし、配置スペースが広くなるなどのデメリットもある。1台のディスプレーで複数の作業を同時にこなしたいのであれば、21:9のウルトラワイドディスプレーはメリットが多い選択肢だ。
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