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鉛筆でも書ける!タフで柔軟な教育向けPC「Lenovo 500e Chromebook Gen 4s」の実力

2025年06月10日 17時00分更新

タフで使いやすい上に鉛筆がつかえる便利デバイス

おすすめポイント(1)
「MIL-SPEC準拠の堅牢性」と「360度ヒンジによる多様なモード」

 最大の強みは、教育現場でのハードな使用に耐えうるタフネスです。MIL-SPEC準拠テストをクリアしており、落下や衝撃、水滴などから本体を保護する設計が施されています。机などでの学習中、落下しても保護してくれるのは親御さんとしても安心ですよね。

 さらに、360度回転するヒンジにより、通常のノートPCとしての利用はもちろん、テントモードで動画視聴、スタンドモードで画面共有、タブレットモードで手書き入力など、授業内容や学習活動に合わせて最適なスタイルで活用できます。

おすすめポイント(2)
特別なペン不要!鉛筆で手書きできる利便性

 特筆すべきは、画面への入力に一般的な鉛筆が使える点です。高価な専用スタイラスペンを用意しなくても、普段使っている鉛筆で直接画面にメモを取ったり、図形を描いたりできます。

 これにより、紙のノートと同じような感覚でデジタルデバイスを活用できます。もちろん、指でのタッチ操作や、より高機能な別売りのスタイラスペンにも対応しているので状況に応じて使い分けられるのもポイントですね。

とはいえ、ここには注意したい

あくまでChromebookだという点

 まず、基本的にインターネット接続を前提としたOSであるため、オフライン環境では利用できる機能が制限されます。Googleドキュメントなどはオフライン編集も可能ですが、全てのアプリが対応しているわけではありません。

 導入前に、利用したいアプリケーションやサービスがChromeOSで問題なく動作するかを確認することが重要です。

日常作業はOKだが高度な作業は厳しい

 性能面では、文書作成やウェブブラウジング、動画視聴といった基本的なタスクは快適にこなせますが、高度な動画編集やグラフィック処理には向いていません。

 教育用途としては十分な性能を持つモデルが多いですが、用途によってはスペックの確認が必要です。

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