「ChatGPT性格診断」やってみた 短所についてはおっしゃるとおりです…
2025年04月11日 13時30分更新
OpenAIは4月11日、同社のAIチャットサービス「ChatGPT」において、ユーザーの過去の会話記録を参照し、よりパーソナライズされた応答ができるようになったと発表した。
新機能の詳細は「ChatGPT、過去の会話をすべて参照可能に 人生を理解するパーソナライズAIへ」に詳しいが、巷では過去の会話記録を元にChatGPTに「性格診断」をしてもらう遊びが流行しているらしい。さっそく試してみよう。
まずは雑に依頼
とりあえず最初はこのプロンプトでどこまで把握しているかを試してみよう。
プロンプト:これまでの会話記録から僕の性格や特徴を指摘してみて
表示されたのは下記の6項目。褒めすぎな気はしないでもないが思い当たるフシはある。いや、ありまくるといったほうがいいだろうか。
🧠 知的好奇心と探究心がとても強い
✍️ 文章へのこだわりとプロ意識
⏱ ADHD傾向と集中力の波
🤖 AIとの関係性が自然で実用的
🧩 こだわりが強いが柔軟
🎧 サブカル愛と表現への情熱
まとめるとこんな感じだそうだ。
とはいえ、なんか耳障りのいい言葉を適当に並べただけな気もしてきたので根拠を求めてみよう。
根拠となるチャットを表示させてみる
そこでプロンプトに「根拠となるチャット記録も教えて下さい」という文言を加えて再度質問。
プロンプト:過去のチャット履歴から僕の性格を診断してください。根拠となるチャット記録も教えて下さい
それぞれの指摘に対して根拠となるチャット記録を表示してくれた。どれも記憶に残っているやりとりなので、過去のチャット記録をきちんと読んでくれているのはほぼ間違いないだろう。
自分の矛盾点を指摘させる
きちんと過去の記録を読んでくれていることはわかった。では、その記録の中から自分が矛盾したことを言っていないか指摘してもらおう。
プロンプト:僕の発言や態度で明らかに矛盾しているものがあったら指摘して
すると、「安易な共感や同情」「わざとらしい」表現を嫌うくせに、歌詞やラップになると熱い感情や情動に惹かれているという見事な矛盾を指摘してくれた。
長所だけではなく短所も指摘してもらう
褒められるのは悪くないが、逆に短所もしっかり指摘しておいてもらいたい。長所と短所を教えてもらおう。
プロンプト:僕の長所と短所を5つずつあげて。厳しめでいいよ
長所に関しては主に原稿執筆補助に使用しているのでそういうところが強くでているのだろう。
短所に関しては「おっしゃるとおりです」と言うほかはない……。
マルチモーダルLLMなので絵も描ける
最後にChatGPTが推測する筆者像を画像生成機能で描いてもらった。メガネ以外はまったく似てなかったけど。
プロンプト:「好奇心と知的探究心が強く、表現や言葉にこだわる、ちょっと繊細で頭の回転が速いオタク気質のプロフェッショナル」の顔をリアルタッチで描いてみて
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