GIGABYTE、RTX50シリーズ搭載の2025年ゲーミングノートPCを発表!
2025年04月10日 13時00分更新
GIGABYTEは4月9日、2025年のノートパソコン&ディスプレー新製品のメディア向け製品発表会を開催した。
同社の2025年モデルの特徴としてはフラッグシップの「AORUS」シリーズからクリエイター向けの「AERO」シリーズ、エントリー向け「GAMEING」シリーズまで計4モデルをラインアップ。幅広い層のユーザーの利用シーンに応えるということだ。
それぞれのターゲットユーザーとしてはフラッグシップのAORUSはコアゲーマー向け、GAMEINGはカジュアルゲーマー向け、その間にマルチタスクユーザー向けとしてAEROを用意している。
また特徴として、いずれもNVIDIAのGeForce RTX 50シリーズ Laptop GPUを搭載する構成モデルを展開している。
AORUSシリーズ
プロ向けのフラッグシップとなるAORUSシリーズからは「AORUS MASTER 18」、「AORUS MASTER 16」、「AORUS ELITE 16」をラインアップ。
AORUS MASTER 18はCPUにインテルCore Ultra 9 275HXを採用、GPUはGeForce RTX 5090/5080を搭載。メモリーは32GB/64GB(最大128GB)、ストレージは1TB×2(空きスロット×1、最大6TB)という構成。ディスプレーは18型WQXGA(2560×1600)MiniLEDを搭載している。
またAORUS MASTER 16はCPUにインテルCore Ultra 9 275HX、GPUはGeForce RTX 5090/5080/5070Tiを選択可能。メモリーは16GB/32GB(最大64GB)、ストレージが1TB(空きスロット×1、最大4TB)。ディスプレーは16型WQXGA(2560×1600)有機ELを搭載している。
AORUS ELITE 16はCPUにインテルCore Ultra 9 275HX、GPUにGeForce RTX 5070を採用。32GBメモリー、1TBストレージという構成。ディスプレーは16型WQXGA(2560×1600)IPSを採用する。
AORUSシリーズの特徴としては、最大270%もの高熱性能を実現しており、CPUとGPUの性能を最大限に引き出すことができることだ。
冷却システムには、4つのファンと独自設計を採用しており、効率的な排熱構造となっていることに加え、静音性も実現しているという。
とくに、面積を50%アップしたという大型のベイパーチャンバーがCPUとGPUを広範囲にカバーし、冷却性能を向上させている。なお、ベイパーチャンバーに関しては18インチモデルだけでなく、16インチモデルにも採用されている。
AEROシリーズ
AEROシリーズはクリエイター&一般ユーザー向けのCopilot+PC。Z世代向けをうたっており、ゲーミング、コンテンツ制作までこなせるマルチにこなせるハイパフォーマンスなモデルとして紹介された。
CPUにはAMD Ryzen AI 9 HX 370/AI 7 350を採用、またGPUにはGeForce RTX 5070を備えるほか、メモリーが64GB、ストレージ最大4TBを搭載できる。
ディスプレーは16型WQXGA(2560×1600)有機ELを採用、sRGB100%の広色域となっている。
またNVIDIA Studio認定機種にもなっているため、BroarcastたRTX RemixなどのAI搭載ツールを使用して、厳しいワークフローの高速化なども可能。
本体にもこだわっており、薄さは16.75mm、重さが1.9kgとし、モバイル性も兼ね備えたモデルとなっている。カラーはスぺイスグレー、ルーナ―ホワイトの2色展開だ。
GAMINGシリーズ
GAMINGシリーズはすでに発売済みの第13世代インテルCore i7& GeForce RTX 4050搭載のエントリー向けモデルから、AMD Ryzen 7 260 & GeForce RTX 5070 Laptop GPU搭載モデルをラインアップ。
メカニックなデザインと180度まで開けるフラットヒンジ、薄さ19.4mmの筐体などパワフルながらモバイル性も重視したというモデルとなっている。
特徴としてはキーボードを打つ時の静音性、長時間の打鍵による疲労感を軽減するなどといったゴールデンカーブキーボードの機構を採用している。
ディスプレーも2機種発表
同発表会では同社の最新ディスプレー「AORUS FO27Q5P」と「GIGABYTE MO27U2」を発表。
AORUS FO27Q5Pは世界初をうたうWQHD(2560×1440)リフレッシュレート最大500Hzの27型OLEDディスプレーとなっている。
またSamsungの次世代QD-OLED技術により「VESA Display HDR TrueBlack500」を達成。影のディテール、より深い黒レベル、より明るいビジュアルを実現しており、没入感のある視聴体験を実現するという。
さらにAORUS FO27Q5Pは、DP1.4の2倍以上となる、80Gの帯域幅を提供するDP2.1技術を採用している。
一方、GIGABYTE MO27U2は同社初とする27型4K OLEDゲーミングディスプレーとなっている。
240Hzのリフレッシュレートを備えるほか、色に関しては10ビットの色深度、DCI-P3色域を99%カバー、Delta E ≤2、Pantoneのバリデーション認証を取得している。
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